2021.06.29
特別な時間を過ごしたい!公園そばのガレットのお店
こんにちは。にじねこMii です。
新京成線「北初富」駅から徒歩5分ほどのところにある「貝柄山Galette(ガレット)」は、貝柄山公園北口のすぐそばにあるガレットのお店です。
住宅街の一角にあり、一見すると普通の家のようにも見えますが、実は知る人ぞ知る隠れ家的なレストラン。入口にあるこのフランス国旗が目印です。
ちなみに「ガレット」はそば粉で作ったクレープのこと。フランスのブルターニュ地方の料理なんだとか。
ログハウスのような店内は、シンプルで落ち着いた雰囲気です。靴を脱いで上がるスタイルなので、まるで誰かの家にお邪魔しているみたい!
お店のオープンから今年で5年目。実は3年ほど前にも一度、このCiaOCiaO ブログにご登場いただいています。
店主の陽子さんがお店を始めることになったのは、鎌倉で出会ったガレットがきっかけでした。いつか自分の店をと思い、少しずつ勉強を始めたといいます。その後、人とのご縁やタイミングが重なり、夢が叶うチャンスは思いのほか早く訪れました。
自分が興味あることには、これまでも積極的に取り組んできていたという陽子さん。そうやって少しづつ積み重ねてきたことが、今の自分にとってどれも役立っているそうです。新しいメニューを考えたり、自分がおいしいと思うもの、食べたいと思うものにアレンジを加えたりする際に、これまでの経験も活かしながら試行錯誤する毎日です。
さてこの日ランチでいただいた「セットメニューB(¥2300)」は、4種類のガレット(料理)と3種類のクレープ(デザート)、そしてセットドリンクからそれぞれ一つずつ好きなものを選ぶスタイル。
まず最初に出てきたのはガレットです。この日の「季節のガレット」は今が旬のとうもろこしと、ベーコンを使った一品でした。
今回特別に、キッチンでガレットを作るところも見せていただきました。鉄板の上でガレットを焼きながら、具ものせちゃうんですね。
この鮮やかな一皿!目にした瞬間、ワクワクした気持ちになります♪素材の味を引き出した、たっぷりの蒸し野菜と一緒にいただきました。
ちなみにとうもろこしは、地元の鎌ケ谷で作られたそうですよ。甘みも十分で、ベーコンやチーズとの相性も抜群!薄くパリパリに焼けたガレットを、半熟の目玉焼きと絡めて食べるのは、うーん・・なんとも至福の時間です♡
陽子さんには、公園の緑や花を楽しみながら、ゆったりとした時間を過ごせる場所にお店を開きたい、という思いがずっとあったのだそうです。公園側に面した大きな窓越しに、園内へと続く小径が見え、紫陽花がちょうど見頃を迎えていました。
ゆっくりと立ちどまって、日常にある自然を眺めるひととき。これって簡単に手に入りそうで、じつは意識しないとなかなか手に入らない時間なのかもしれません。公園の花や緑を楽しみに、定期的にお店に来てくれるリピーターさんが多いというのもうなずけます。
陽子さんはいいます。「家族やご友人と来られる方以外に、この一年はお一人でご来店くださるお客様も増えました。誰かと自由に出かけるのが難しいなか、自分のための息抜きの時間としていらしてる方が多いような気がします。」
「ホントにこういう時間を持つって大事だよね。」なんて思いながら、ぼんやりと窓の外を眺めていると、お待ちかねのデザートのクレープが運ばれてきました。
この日の「季節のクレープ」は「ヌガーグラッセ(メレンゲと生クリームをナッツやドライフルーツなどと混ぜて凍らせたもの)」と「マンゴージェラート」を盛り合わせた一皿。紅茶と一緒にいただきます。
モチモチとしたクレープと一緒に、ナッツやドライフルーツなどのいろんな食感と味が楽しめるヌガーグラッセを、じっくりと噛みしめながらいただきました。
出されるどのメニューも丁寧に作られ、味わい深い。一口食べるごとに「私たちは心も体も自然の恵みに生かされているのだ」ということを実感させてくれます。
ゆったりとした時間が流れる店内。
目に映る公園の緑。
心も体も喜ぶガレットとクレープ。
自分のために、あるいは親しい誰かとの特別な時間のために足を運びたくなる、そんなお店です。
貝柄山Galette(ガレット)
Address
千葉県鎌ケ谷市初富本町2-21-14 1F
Tel
047-412-5010
営業時間
11:00ー17:00
ランチタイム 11:00ー14:00(L.O.13:30)
カフェタイム 14:00ー17:00(L.O.16:00)
*2021年6月現在、ランチタイムのみの営業。
11:00ー15:00(L.O.13:30)
状況により営業時間等の変更あり。事前にご確認ください。
定休日
日曜、月曜、祝日
備考
この記事のカテゴリー: 北初富 グルメ, イタリアン・フレンチ, スイーツ, カフェ