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宿り木の下で「お気に入り」との出会いに心躍らせて

la gui.

本日は習志野台の閑静な住宅街にある小さな雑貨屋「la gui.(ラ・グイ)zakka&flower.」さんをご紹介します。
季節のドライフラワーやハンドメイド雑貨、オーナー厳選の「ここにしかない」もの。
ワークショップやマルシェでの特別な一期一会。
きっと心躍る「お気に入り」が見つかるはずです。

la gui.オープンまでのお話
la gui.は路面にひっそりと控えめに佇むお店です。

la gui.

目印はお店のロゴが入ったひさしとお隣の靴磨き屋さん

店内に一歩足を踏み入れると、外の厳しい暑さが嘘のように、優しい草花の香りとともに、たくさんのドライフラワーとかわいらしい雑貨たちが出迎えてくれます。

la gui.la gui.

オーナーの大島恵理さんは、お店の空気感をそのまま身にまとったかのようなナチュラルで柔和な雰囲気の女性です。
2022年5月にla gui.をオープンする2カ月前まで工務店で勤務するかたわら、ご自宅でアートフラワーを教えたり、ハンドメイド作家仲間とともに各地で開催されるマルシェに参加されたり、ずっと花の仕事に携わってきたそうです。

la gui.

ところが、世界が一変したこの3年間、花仕事のアトリエでもあったご自宅がご家族の職場や学校になり、花仲間や生徒さんと集うこともできず、大好きな花仕事はオーダーを受けるだけになってしまったそうです。
そんな中、不動産との出会いもあり一念発起。工務店を退職し、たった2カ月でla gui.をオープンしました。
第一印象のやわらかな雰囲気からは想像もできなかった、強い意志と行動力を合わせ持ったエネルギッシュな女性なのかもしれませんね。周囲のご家族やお友達も大島さんのスピード感とバイタリティに驚いていたそうです。

ドライフラワーのこと
店内には季節のドライフラワーがたくさん!どれもこれも美しい色で生き生きしています。そのほとんどは、オーナー自ら生花市場で仕入れたものをお店でドライにされているそうです。

la gui.

店内は常に季節のドライフラワーがいっぱい

ドライフラワーがメインのla gui.では、生花を販売している期間はとても限定的。
たくさんの水を吸って息をする生花の周りには湿気が立ち上るので、乾燥した環境を好むドライフラワーとの共存は本来難しいのだそうです。
オーナーが厳選した旬の生花との希少な出会いを求めてla gui.を訪れるリピーターさんも少なくないとか。

オーナーがこだわり抜いて厳選した品々
「お花と相性が良くてここにしかないもの」というのがla gui.の商品の特徴。オーナーが大切にしているこだわりです。

la gui.
陳列されている魅力的な品々はオーナーご自身が大好きなものばかり。特にガラスがお好きとのことで、大きさも色もさまざまなガラス瓶やレトロな食器が所狭しと並んでいます。

薬瓶?ノスタルジックでレトロな瓶がたくさん!

 

オーナーお気に入りの美しい食器

たいせつな人を思いプレゼントを選ぶ時間も、いつも頑張っている自分へのご褒美を選ぶ時間も、la gui.では特別な癒しと至福のひとときになります。

世界に一つしかないハンドメイドの繊細なアクセサリー

 

la gui.

優しく機能的なリネンやコットンのハンドメイドのお洋服

 

ハンドメイドならではのかわいくて機能的なリバティのポーチ

秋のマルシェでは、このすてきなリバティのバッグやポーチを制作される作家さんによる「オーダー会」も開催されるそうです。la gui.の公式instagramを要チェックですよ。

ワークショップはつながりと広がりの場
日をあらためてワークショップにおじゃましてきました。
この日のテーマは紫陽花のスワッグのガーランド。
紫陽花をメインにお好みのドライフラワーで小さなスワッグを3つ作り、つなげてガーランドに仕立てます。

お手本のスワッグとガーランド

思い思いにドライフラワーを手に取り束ねていますよ。すでに皆さんの個性が表れています。

la gui.

この日のインストラクターはオーナーの大島さん。テーマによっては他のハンドメイド作家さんをお招きすることもあるそうです。
参加者の皆さんはお近くの方もいらっしゃいましたが、電車を乗り継いでこられた方もいらっしゃいました。皆さん少しの間だけ日常から離れて、ご自身のための極上の時間を過ごされているようでした。

la gui.

手を動かしながらもおしゃべりが弾みます♪

ガーランドが仕上がると、ご自宅のどこに飾ろうか幸せそうな表情で悩みながら、それぞれご自身の作品を撮影されていました。

参加者の皆さんの作品。どれもかわいらしく仕上がりました。

ワークショップのあとはお決まりのお茶会とショッピング♪
たまたまこの日の参加者のお一人がお洋服のハンドメイド作家さんだったので、即席オーダー会になっていました。試着をしたり、思い思いに雑貨を手に取ったり、皆さん「お気に入り」をたくさん見つけたみたい。とっても楽しそう♪
偶然のこんなすてきな出会いもla gui.だからこそなんですね。毎回ワークショップは大盛況だそうです。
開催予定やテーマは公式Instagramをチェックしてくださいね。

la gui.に込められたオーナーの思い
ワークショップやマルシェでハンドメイド作家さんとお客さまをつなげる貴重な場所でもあるla gui. この姿はオーナーの願いでもありました。
la gui.というのはフランス語で「宿り木」という意味。文字どおり木に宿る木で、ヨーロッパでは古くから生命力の象徴として、人々に幸運を授ける植物と信じられてきたそうです。宿り木の下で交わした約束は必ず叶うといわれているとか。

la gui.

アクセサリー作家さんが描いた宿り木のイラスト。 la gui.オープン時、公式Instagramに掲載

la gui.の“la(ラ)”は冠詞の一つで英語の“the”にあたるもの。フランス語をご存じの方は「おや?」って思われるかもしれません。
フランス語では男性名詞と女性名詞という区別があり「宿り木」は男性名詞。男性名詞につく冠詞は“le(ル)”が正しいのだそうです。
あえて“la(ラ)”を冠したのは、女性が好みそうな優雅で美しいものでいっぱいの場所にしたかったから。
お客さまもハンドメイド作家さんたちも「宿り木」の下に集まって、つながり、広がっていく、そんなきっかけとなる場所になれたらいいなというオーナーの願いで誕生したla gui. これからも「お花と相性の良いここにしかないもの」を提供し、誰かの「お気に入り」がいっぱいの癒しと幸福をもたらす場所であり続けるのでしょう。

la gui.さんからのお知らせ
最後に、この秋予定されているマルシェのご案内です。
この機会にぜひ足を運んでみてください。きっとあなたの「お気に入り」も見つかりますよ。

◆秋marche
9月8日(金)・9日(土)はla gui.で開催。
メインテーブルでは、リバティ生地のバッグやポーチを制作されている作家さんによるオーダー会も予定されています。ハンドメイド作家さんたちと直接お話ができる貴重な機会です。この日は手作りお菓子の販売もあるそうです。

 

◆花の丘マルシェ

10月22日(日) 10:00 ~ 15:00
印西市の千葉県立北総花の丘公園 Bゾーン イベント広場に出店

 

◆うつろいゆく花々展

11月7日(火)・8日(水) 11:00 ~ 16:00
京成大久保駅近くのギャラリー『林檎の木』にて la gui.共催

いずれも詳しくは、la gui.の公式Instagramをチェックしてみてくださいね。

※掲載している写真の一部は、オーナー大島さまよりご提供いただきました。

la gui. zakka&flower.

Address

千葉県船橋市習志野台2-32-1-104

Tel

090-1242-9187

営業時間

火・木・金・土 11:00 〜17:00

定休日

月・水・日・祝


この記事のカテゴリー: 北習志野 レポート, ショッピング, 雑貨・インテリア, イベント, 告知, その他, 書籍・ホビー, アクティビティ, 洋服・アクセサリー, アクティビティ情報, 体験・教室

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