2022.09.09
魚料理とお酒でおいしい時間が堪能できる割烹食堂
こんにちは。にじねこMiiです。
今、筆者がひそかにおすすめしたい店があります。
「割烹食堂 うえ村」
新京成線八柱駅とみのり台駅の間にある2019年11月にオープンした店です。気軽においしい割烹料理を楽しんでほしいと、上村さんご夫妻が始めました。実は以前、別の取材先のオーナーさんに勧められ、とっても気になっていたお店だったんです。少し前に初めてランチに伺い、これはぜひCiaOCiaOでもご紹介したいと思ったので、今回取材をさせていただきました。
ちなみにお二人には「本当に『美味しい』と思ってくれたお客さんからの口コミで広がってほしい」との思いがあるため、普段Instagram以外では発信してしないのだそうです。
今回は夜のメニューをいただくため、夕方から取材に伺いました。さてこの暑さなので、早速生ビールを注文。
まずは気になった「手造りごま豆腐」をいただきます。
濃厚なごまの味が凝縮された豆腐と、さっぱりとしたタレがマッチして、もう一つくらいペロッといけちゃいそう!
「うえ村」をオープンする前は、割烹料理以外にもしゃぶしゃぶや寿司、焼鳥など、和食のさまざまなジャンルの店で腕を磨いたというマスターの上村さん。奥さまの弓子さんにお店のこだわりを聞いてみました。
【1】イチオシは魚料理
店の一番のこだわりは魚料理。マスターは毎朝、松戸南部市場に出かけ、その日に出会った「これ!」という魚を仕入れてきます。刺し身にするのも、すべてマスターが自信をもって選んだとびっきりの鮮魚ばかり。筆者が注文したのは、旬の魚の「刺し身盛り合わせ」。今回特別に、ハーフサイズで作っていただきました。
どの刺し身もとってもおいしかったのですが、特に脂ののったとろけるような鮪と、甘みが際立つ金目鯛が絶品でした。
【2】お酒の品ぞろえが豊富
こだわりは料理だけじゃありません。アルコールはいけるクチという上村ご夫妻ですから、もちろんお酒も充実しています。特に日本酒・焼酎は種類も多く、全国各地のえりすぐりのお酒がそろっています。また、なかなか手に入りにくいウィスキーも置いているので、ぜひチェックしてみては?
今回、マスターにおすすめを聞いてみたところ、「じゃあ、『ねこ』にちなんだお酒はどうですか?ほら、『にじねこ』さんだから」というおちゃめな回答。なるほど!そういう視点で選ぶのもおもしろいかも?
というわけで、こんな焼酎と日本酒を頂いてみました。
まずはこちら「尾鈴山 山ねこ」。
こちらは宮崎の芋焼酎です。芋焼酎は好き嫌いがはっきりと分かれるお酒ですが、とにかくこちらは香りが華やか!気分が思わず上がります。グラスもとってもすてきで、より一層おいしさを引きたててくれました。
マスターがもう一つおすすめしてくれたのは
「萩の鶴 純米吟醸 別仕込」
名前を聞いただけでは「ねこ」つながりな感じがしませんでしたが、なんとラベルがねこでした!ビーチパラソルの下で、ごろんとリラックスするねこ。宮城の日本酒で、こちらも香りがよく、飲み応えも十分です。ちなみに裏を見るとこんな一言が。
「よく冷やして、ラベルの猫のようにゆったりとお楽しみください」
思わずほっこりしてしまいました。こんな遊びゴコロのある日本酒って楽しい♫おすすめを聞いてみることで、普段とは違うお酒との出会いがあるかも?
【3】千葉県産の野菜とお米を使用
千葉県産の野菜や米を使っているのも「うえ村」のこだわり。筆者が気になったのは「松戸産夏みかんサワー」です。これはもしや、新松戸のレモン農家「鵜殿シトラスファーム」さんで作ったものでは?と思い、弓子さんに聞いてみると、やはりそうでした!実は以前、CiaOCiaOの記事の取材をさせていただいたんですよね。こちらはそのときの記事です。
↓↓
https://ciao2.shinkeisei.co.jp/2022/01/14/23953/
「松戸産夏みかんサワー」、もちろん注文しました。
サワーの中にシャーベット状の夏みかんの果汁が入っており、溶けるごとにどんどん味わいが濃くなっていきます。酸味とほろ苦さが混ざった爽やかなお酒です。この夏みかんの木は切ってしまったため、残念ながらメニューにあるのは果汁の在庫がある間だけ。ぜひお早めに!
【4】器にも注目!
マスターは器にもこだわりがあり、さまざまな食器を買い集めているといいます。ときには手にとった器から、料理のインスピレーションを得ることも。店で同じ料理を出すときも、お客さんによって器や盛りつけ方を変えているのだとか。「器はもう置ききれないくらいあります」と弓子さんは苦笑い。
【5】店内に貼ってあるPOP
店内をぐるっと見回すと、あちらこちらにかわいらしいPOPが貼ってあります。実はコレ、弓子さんが手描きしたもの。カラフルなイラストがなんともかわいらしい!
「それまで絵を描いたことなんてなかったんですけどね。一度作ってみるとおもしろくて。お客さんに見てもらえるよう、色づかいを工夫したりするのも楽しいんです」と弓子さん。
はい。見ていて心がほわっとするイラストと文字で、思わず頼みたくなります!
さて以上、「うえ村」のこだわりをご紹介しました。ご年配の方からお子さんまで、幅広い年齢層で楽しめる店にしたいというお二人。メニューにはメンチカツやコロッケ、串揚げといった揚げ物もあります。
ちなみにこちらは「串揚げシリーズ」。Aセット(肉系)とBセット(魚介系)の2種類があるので、お好みでどうぞ!筆者はBセットをいただきました。5本の串揚げの盛り合わせで、ごぼうチップスが横に添えられていました。食べやすいサイズなので、刺し身などのさっぱりとした料理の合間に楽しむにもぴったりです。
常連さんも多いという「うえ村」。取材のときも、常連さんらしき人たちが「あれ?この前もここでお会いしましたよね?」なんて言葉を交わしていました。
リラックスしながらおいしい魚料理とお酒を楽しみたい人に、ぜひおすすめしたいお店です。
割烹食堂 うえ村
Address
千葉県松戸市日暮3-12-1-102
Tel
047-391-8122
営業時間
ランチ 11:30~14:30
ディナー 17:00~23:00(L.O.22:30)
定休日
不定休(Instagramにてご確認ください)
↓↓
https://www.instagram.com/kappouemura/