2022.09.22
八柱にすてきなカフェがオープン!桜を愛するオーナーのスペシャリティコーヒー専門店
こんにちは、マリです!
今回は八柱のさくら通りに2022年6月21日にオープンしたばかりのカフェ、「Luana cafe」さんにお邪魔してきました!
店内はコンクリート打ちっぱなしの壁や床、古材のテーブル。店内はかっこいい「男前インテリア」でまとめられています。
広々とした空間でカウンター席も充実しており、男女問わず、1人でもグループでも入りやすい雰囲気。八柱駅から「森のホール」「21世紀の森」などに向かう道中にあるので、向かう途中にコーヒーをテイクアウトしたり、イベント後に感想を語り合ったりするのにも良さそうです。
「『Luana cafe』はスペシャリティコーヒーの専門店です。世界各国から取り寄せた良い豆を、使う分だけ自家焙煎して提供しています」
教えてくださったのは、オーナーの出倉さん。なんでも、使い切れる分だけの豆を、手回し式の小さな焙煎機で少しずつ焙煎しているのだそうです。
実はわたくしマリ、コーヒーマニアなんです。カウンターでお話を伺いながら、コーヒー器具が気になってしょうがない!
カウンターの上で銀色の光を放つこの機械は、マニアの憧れ「ROCKET」のエスプレッソマシン。これたしか「新品だと車が買える値段」って聞いたことがあるような…。
「このマシンのエスプレッソでラテを淹れています。ブラックコーヒーが飲めないという方にも人気なんですよ」
カウンターの奥には、まるで科学の実験機器のような巨大な滴下式ドリッパーが!コーヒーを点滴みたいに水を1滴ずつ垂らしながら、ゆっくり抽出する道具です。コーヒーが持つ華やかな香りと優しい甘みを抽出できる一方で、抽出に8時間もかかるため、コーヒー専門店でもなかなか見かけないレアな器具です。
普通のカフェの「水出しコーヒー」はボトルに水とコーヒーを入れて抽出することが多いのですが、「Luana cafe」ではこの滴下式ドリッパーで淹れているそうです。
これは、かなりこだわりのあるコーヒーが味わえるに違いありません。メニューにはきっと国や農園の名前、コーヒー豆の精製方法までぎっしり載っているに違いない!…と思って見てみたら、「深煎り」「カフェラテ」「ディカフェ」「水出し」とまさかの超シンプル。
「ここまでこだわって淹れるコーヒーを、こんなにラフに出しちゃっていいんですか?!」
と思わず尋ねたところ…。
「その日、一番状態のいい豆を少量焙煎してお出ししているので、使う豆や焙煎度がしょっちゅう変わるんです。どんな豆を使っているかは、ぜひカウンターで聞いてください」
オーナーの出倉さん、そう笑って答えてくれました。
他にも「クリームソーダ」など季節感のあるメニューや、栃木県の農園から仕入れるハーブティーなど、不定期で登場するメニューもあるそうです。
「今日の豆は深煎りのグアテマラ産です。当店自慢の塩プリンともよく合いますよ」
注文が入ってから豆をひいて、目の前でハンドドリップしていただけます。
「八柱にカフェを作ったのは、この桜並木に惹かれたからです。この八柱の桜並木は『日本の道100選』に選ばれるくらい有名らしくて。そんなきれいな場所で、大好きなスペシャリティコーヒーを出す店をやれたらいいな、と思ったんです。オープンしたのが6月で、まだ桜を見れていないんですが…。咲くのを楽しみにしています」
桜並木に面した大きな窓に向かってコーヒーを淹れる出倉さん。なんだか絵になります!
ハンドドリップのホットコーヒーと自家製の「塩クリームブリュレプリン」。
コーヒー、やはり間違いのないおいしさです。深煎りでこれほど華やかな香りがするコーヒーはなかなかありません。このコーヒーと、表面がパリッとキャラメリゼされたミルキーなプリンがよく合うんです。
プリンの上には桜の塩漬けがちょこんと乗っています。このプリンをはじめとしたスイーツも、もちろん自家製。体に優しいスイーツにしたいとの思いから、上白糖ではなくきび糖を使っているそうです。
フードメニューの提供もあり、オーナーさんお手製のビーフシチューやパスタなどがいただけます。
こだわりが詰まったハイクオリティのコーヒーを、さらっと肩の力を抜いていただける「Luana cafe」。「Luana」とは、ハワイ語で「仲間と過ごすリラックスした時間」を指す言葉なのだそう。
個性派カフェが集まる八柱にまたひとつ、すてきなカフェができました。
Luana cafe
Address
千葉県松戸市常盤平陣屋前7-15 岩崎ビル1階
営業時間
不定期
定休日
不定期
備考