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地酒専門店で気分は酒蔵めぐり

酒のわたなべ

こんにちは。にじねこMiiです。

今回はお酒好きの方にぜひおすすめしたい酒屋さんをご紹介します。

 

こちらはみのり台駅近くにある地酒専門店「酒のわたなべ」

酒のわたなべ

店の入口には、各地の酒蔵から届いた旬のお酒の名前がびっしりと書き込まれています。ご主人の地酒愛がすごい!

酒のわたなべ

お店で扱っているのは主に日本酒と焼酎。全国およそ30の蔵元のお酒がずらりと並ぶ光景に、お酒好きならきっとニンマリするはず。他のお店ではなかなかお目にかかれないお酒もあるので要チェックです!

酒のわたなべ

 

日本酒には春夏秋冬がある?!

皆さん、実は日本酒には四季折々の味があるというのをご存知ですか?。日本酒は通常寒い時期に仕込みをしますが、それを冬にそのまま絞ってフレッシュな味わいを楽しむ「新酒」や、暑い季節にぴったりのすっきりとした「夏酒」など、季節ならではの旬のお酒というのがあるんです。

酒のわたなべ

今はちょうど「ひやおろし」と呼ばれる秋のお酒が出荷されている真っ最中。冬に絞った日本酒を半年以上蔵で寝かせたもので、熟成させた分、角がとれてまろやかな味わいです。自分の好みで冷酒から熱燗まで幅広く楽しむことができるのも魅力のひとつ。秋の旬の味覚にも合うので、箸もお酒もついつい進んでしまうかも!?

 

今おすすめの旬の日本酒は?

せっかくなので、ご主人の渡邉さんに今イチオシの日本酒を教えてもらいました。

【1】日本酒ビギナーさんにおすすめ4選

まず「日本酒はあまり飲んだことがないけど、ちょっと試してみたいな。」という初心者さんには、芳醇でフルーティーな日本酒はいかがでしょう?「日本酒ってこんなにおいしかったんだ!」とびっくりするかも!

酒のわたなべ

【青森】「八仙」赤ラベル/特別純米火入(八戸酒造)

【宮城】「宮寒梅」純米吟醸(寒梅酒造)

【新潟】「純米酒 月不見(つきみず)の池」ひやおろし原酒(猪又酒造)

【長崎】「よこやまSILVER」純米吟醸 ひやおろし(重家酒造)

 

ちなみに筆者は上記の「宮寒梅(¥1500/税別)」を家でいただきましたが、とっても香りが高く、優雅な気分が楽しめました。甘口が好きな方にぴったりだと思います。

 

【2】しっかり系の日本酒党におすすめ4選

続いて「どっしりとした日本酒が好き!」という方にはこちら。

酒のわたなべ

【兵庫】「深山霽月(みやませいげつ)」純米吟醸(下村酒造店)

【石川】「菊姫」純米ひやおろし(菊姫)

【岩手】「タクシードライバー」純米原酒(喜久盛酒造)

【愛媛】「石鎚(いしづち)」特別純米 ひやおろし(石鎚酒造

 

筆者は「菊姫」の普通酒(¥800/税別)を買って帰ったのですが、飲みごたえがあり、一緒にいただいた焼肉ともよくマッチしました。少しクセがありますが、好きな人はハマっちゃいそうなお酒です。

酒のわたなべ

 

【3】蔵元発のこんなリキュールも!

最後に甘いお酒が好きな方へ。蔵元でつくられている地リキュールです。

酒のわたなべ

【山形】リキュール「子宝」シリーズ(楯の川酒造)

左から「ヨー子」、「月山の山ぶどう」、「山形ラフランス」。山形県産のフルーツやヨーグルトを使っており、口当たりがよくてグイグイいけちゃう要注意なお酒なんです。

ちなみにこの「ヨー子」は「子宝」シリーズの中でも特別版。「楯の川酒造」の純米大吟醸と、山形と秋田の県境にある鳥海山麓のヨーグルトからつくられており、リキュールの中で今一番人気なのだそう!実をいうと「子宝」は筆者の地元のお酒でもあるんですが、前からずっと気になっていた「ヨー子」に今回思いがけず出会うことができ、テンションが上がってしまいました。

 

地酒専門店を始めたきっかけ

酒のわたなべ

「酒のわたなべ」はもともと地酒専門店ではなく、アルコール以外のものも幅広く販売していました。あるとき渡邉さんは、これから先地酒も店に置きたいと考え、新潟のとある蔵元を訪れたそうです。しかしそこで言われたのはこんな厳しい一言でした。

「あなたの店はよろずやですか?このままでは潰れますよ。チャンスがあるなら考え方を変えて、また出直してきてください。」

渡邉さんはその言葉に大きなショックを受けましたが、店をよくしたい一心でできることは全部やり、再度蔵元を訪問。それをきっかけにその蔵元とのおつきあいが始まり、現在に至るのだとか。

「あれが全ての始まりでしたね。」と渡邉さん。いつも心に留めているのは「顔の見える商売をすること」だといいます。

酒のわたなべ

お酒にも流行り廃りがありますが、それだけを追うのではなく、自分がほれ込んでいるお酒の魅力をじかに伝え、それに納得して買いにきてくれるお客さんとの付き合いを大事にしたい、と。それは蔵元やお酒に対するリスペクトでもあります。

今はインターネットでなんでも買える時代。でも直接話をして自分に合うお酒をすすめてもらったり、これまで知らなかった味に出会うことができるのは、きっと顔が見えるお店だからこそなんですよね。

酒のわたなべ

今回はご紹介できませんでしたが「酒のわたなべ」では各地の焼酎も充実しています。日本酒も焼酎も、酒蔵によって味も個性もさまざま。旅気分を兼ねていろんな蔵元の味を楽しんだり、ふるさとの地酒を探しに行ってみてはいかがでしょう?

 

 

酒のわたなべ

Address

千葉県松戸市稔台1-10-1

Tel

047-364-6575

営業時間

月~土曜日 9:00ー20:00
日・祝日  10:00ー19:00

定休日

水曜日


この記事のカテゴリー: みのり台 グルメ, ショッピング, 食品・飲料, お持ち帰りグルメ

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