2019.09.10
松戸発のクラフトビールが楽しめるお店
こんにちは。にじねこMiiです。
今年の春にオープンしたと聞き、気になっていた店がありました。松戸の街の一角にできたのは、なんとクラフトビールの醸造所。しかもそれをお店で飲むことができるというんです!これは行かないと・・♪
さて訪れたのは、ビールにはぴったりの暑ーい夏の日。新京成線「松戸」駅東口から5分ほどですが、一見するとあまり目立たず、うっかりすると通り過ぎてしまうのでご注意を!
「松戸ビール」
外には「松戸ビール醸造所」の立て看板があり、どうやらビールはここで作られている様子。そしてその左隣にあるドアの横には、「自家醸造 松戸ビール」の文字とともに生ビールの絵が!店内で飲めるだけでなく、ビールのテイクアウトもできます。
オープンに合わせて14時過ぎに伺いましたが、すでにカウンターは満席という衝撃・・!皆さんやはり、この暑さにのどを潤しにきたんですね!!
「松戸ビール」では、ビールはすべてタップ(ビールの注ぎ口)から直接グラスに注がれます。この日のメニューにあったビールは全部で6種類。内一つは「ゲストアルコールドリンク」といって、別の醸造所で作られたビールです。そしてそれ以外はすべて、この「松戸ビール醸造所」で作られたビールなのです。もちろん、アルコールが飲めない方にはソフトドリンクもありますよ。
はじめにいただいたのは、「月白・爽(げっぱく・そう)(小¥550)」。いわゆる「THE 生ビール」のような、適度な泡のあるキンキンに冷やしたビールとはちょっと違います。まったく泡はなく、グラスのふちギリギリまでなみなみとつがれたビール。特徴的なのはその薄い黄色。ちょっとクセがありますが、軽くてさわやかな飲み口です。
こちらは「紅鳶(べにとび)(小・¥600)」。つい2日前にできたばかりのビールとのことで、見かけの濃い色のイメージと違い、とってもフルーティーなお味でした。
ほかにも苦みと香りがさわやかな「月白・薫(げっぱく・かおる)(小¥600)」や、コーヒーを思わせる風味の「青鈍(あおにび)(小・¥550)」など個性豊かなビールがそろっています。
オーナーの渡邊友紀子さんによれば、週のうちの2日はビールの醸造日。クラフトビールは仕込み始めてからお店に出せるようになるまで、50日くらいかかるそうです。一度に仕込む量は120リットル。季節にもよりますが、この量は大体2~3週間でなくなります。そのため常時、7~8種類のビールを仕込んでいるんだとか。
新潟で造り酒屋を営んでいたおじいさまの影響もあり、「お酒はつくれるもの」という考え方だったという渡邊さん。定番ビール以外に、季節もののビールも仕込んでいきます。醸造を担当している山田泰一さんと、次にどういうビールを造ろうか相談しながら決めていくそうです。ちなみに今仕込み中なのは、シソとハイビスカスのビール。ビールって、いろんなものでつくれちゃうんだなあ・・とちょっと驚きです。
さて、ビールとくればおいしいおつまみも欲しいところ。「松戸ビール」ではビールにうってつけの、季節に合わせたメニューもそろっています。
「朝どれ野菜の中華風冷しゃぶサラダ(¥500)」(写真手前)と「よだれ鶏(¥350)」(写真奥)。
「冷しゃぶサラダ」はゴーヤの苦みが肉とドレッシングにマッチします。「よだれ鶏」はパクチーのアクセントが効いていて、ビールに最高♪
「青唐冷ややっこ(¥350)」
ピリッとした青唐辛子のしょうゆ漬けがアクセントの、この季節にぴったりのメニュー。
「肉団子のバルサミコ酢あんかけ(¥450)」
ゴロリと入った大きな肉団子は、優しい甘酸っぱさでついつい箸が進むおいしさ。
「玉ねぎのポテトサラダ(¥300)」。こちらはどこか懐かしい、ホッとする味つけです。
たまたま隣り合わせたお二人連れのお客さんとも、話に花が咲きました。なんでもクラフトビールのお店をめぐるのがお好きとのこと。クラフトビールについて熱く楽しそうに語るその姿に、にじねこ、これまで知らなかった奥深~い世界の入り口を垣間見た気がします。
松戸発。タップから注がれる、味も香りも個性豊かなクラフトビール。その時々のフレッシュな味わいをぜひ楽しんでみてくださいね♬
以上、にじねこMiiがお送りしました。