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展示会『終戦70周年 軍郷から学都へ』

展示会『終戦70周年 軍郷から学都へ』

今日は、ちょっと足を伸ばして
京成大久保駅まで♪
駅から徒歩12分の
「習志野市市民プラザ大久保」に来ました☆

目的は、6/19~7/3まで開催されている
「終戦70周年 軍郷から学都へ」
と銘打たれたコチラの展示会!

展示会『終戦70周年 軍郷から学都へ』

習志野には1900年に騎兵旅団が創設され、
1945年の終戦から1950年代にかけて、
その跡地には、大学が次々と開設されました。
今では東邦大学や日本大学に通う学生でいっぱいの
「学都」に発展しています。

その歩みを、
写真や資料をたくさん展示し
ていねいに紐解いていくのが、
今回の展示なのです。

展示会『終戦70周年 軍郷から学都へ』

米軍による習志野市の空撮写真や
マッカーサーが載っている当時の新聞記事など、
資料の充実ぶりがすごい…。
「よく集めたなあー!」というのが率直な感想です!
ちなみに手前下の長い紙は、玉音放送の全文!

6/20(土)には、
「昭和20年代の日本」「騎兵14連隊跡にあった”大学”」
「黎明期の東邦大学」をテーマに特別講演会が行われ、
なんと100人もの方が訪れたのだとか。

展示会『終戦70周年 軍郷から学都へ』

写真や記憶を頼りに、
当時の商店街の地図も復元!

1964年、東京オリンピック直前に起こったコレラの発生と、
当時の混乱ぶりが分かるニュース映像もありました。

1950年代の週刊誌やスポーツ雑誌、
映画雑誌などの展示も☆

展示会『終戦70周年 軍郷から学都へ』

こ、これは…蓄音機!

展示会『終戦70周年 軍郷から学都へ』

他にもタイプライターや古いカメラ、
万年筆、切手、英語の辞書など
当時の生活に思いを馳せられるお宝がいっぱい!

個人が提供した写真の中には、
当時、大学が合同でよく行っていたダンスパーティの様子や、
近隣の保育所の模様などもあり、
歴史的事実だけでなく、
人々の暮らしがどう復興していったかも伝わり
見入ってしまいます。

展示会『終戦70周年 軍郷から学都へ』

ほとんどの資料、展示品は、
写真中央の岡田さんを中心に
携わったスタッフが個人的に集めたもの。
その労力には頭が下がります…!

展示会『終戦70周年 軍郷から学都へ』

さて、市民プラザ大久保には
自習スペースもあり
テスト前の学生たちでいっぱいになることも。

隣のロビースペースは飲食もOK!

展示会『終戦70周年 軍郷から学都へ』

そのほかにもスタジオや交流スペースがあり
映画鑑賞会やコンサート、
乳幼児とお母さんのための交流会や
ヨガなどのサークル活動が行われています。

「サークルに入るのは大げさ…」という方たちのため、
岡田さんは、遊び仲間づくりの手助けをする
「プラザ大久保倶楽部」(原則無料)という活動も始めました。

地元に根ざした活動がいっぱいの「市民プラザ大久保」、
近隣の方は、ぜひ足を運んでみてください☆


この記事のカテゴリー: レポート, イベント