習志野駅に、本格ピッツァをはじめとしたイタリアンがあるそうです。駅から近い「イタリアン トゥット」さん。外にも飲食スペースがあって、開放的な雰囲気。楽しみです♪

シェフの小松さんは、こちらでお店を開く前は南房総の鴨川にお店を持っていました。そのつながりがあり、今でも魚や野菜の一部は鴨川のお知り合いから送ってもらっているんだそう。

「色々な種類の魚を入れてほしい」。そんなリクエストにも快く応じてくださるのは、心強いですね。

イタリアンはおいしいものが多く大好きなので、何をオーダーしようか考えるのも楽しいひとときです。私がメニューとにらめっこしていると、ランチセットのおすすめがありました。ラザニヤ・ピッツァ・パスタのランチは、初めていらした方には「トゥットさんのイタリアン」を感じるのにぴったりな気がします。

ぉおっ？「魚介類のラザニヤ」？初めて目にしました。ラザニヤというと、真っ先に「ミートソースやホワイトソースのクリーミーなお料理」が思い浮かぶのですが…。トゥット風にアレンジされた、シーフードを堪能できるラザニヤなんだそうです。それならば、ラザニヤのランチセットをいただきましょう。

手前から、たけのこのチーズオムレツ・春キャベツのスープ・サラダ・ロゼッタパン、そしてラザニヤ。トマトソースの赤と野菜の色合いが、パっとテーブルを彩ります。自家製のロゼッタパン。実は根強い人気で、バラの花をイメージしたかわいらしい形が特徴です。

お目当てのラザニヤ。魚介のうま味が、トマトの酸味をまろやかにしてくれているのかな？おいしい！ラザニヤに対してちょっと構えていましたが、おなかが重たくならない軽めの味わいに工夫されているので、パクパク食べられました。

カリカリと、ふんわり・モチモチが合わさった食感のロゼッタパンも、止まらないおいしさ。イタリア修行中、ピッツァオーロ(ピッツァ職人)の下で技術を教わり、忠実にナポリピッツァを作っているシェフ。パンがおいしいのも納得です。

さてここで、仕入れたお魚の数々を一部ご紹介。

わぁ～っ、キラキラで色鮮やか！鮮度の良さが一目でわかりますね。一番大きなお魚は赤イサキ。それに黒ムツ、オニカサゴ、ウルメイワシ…。

新鮮な魚を一番おいしくいただくには、やはりカルパッチョ。それにピッツァのトッピングに使ったりするのも良いそうです。

フライパン焼きの黒ムツはこちら。

トゥットさんのお料理を振り返りながら、ティラミスとアイスカフェラテでひと息。ティラミスには「私を元気づけて」という意味があり、食べて笑顔になってほしい、と思いながら作っているそうです。また全て手作りのデザートは、常時2～3種類あるといいます。

「かしこまった感じにならず、気軽にイタリアンを味わい、食事を楽しんでほしい」それはお店の方々が、お客さまに対していつも思っていること。

イタリア料理には、陽気な人たちが生み出したおいしいものがたくさんあり、彼らは食事を通して楽しく生きることを知っている気がします。

シェフのお話から、トゥットを通してイタリアの風土を少しでも伝えたい、との願いが込められている気がしました(^-^)