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生演奏と臨場感あふれるお話のコンサート

北習志野駅のほど近くでコンサートが開かれると伺い、行ってまいりました。

「コンサート・ピアノサロン 樂~GAKU」さんです。今回お話を聞いた服部(はっとり)さんコーディネートのもと、音楽をはじめマジックショーまで、興味深いイベントが大体月に1回程開催されます。

「コンサート会場まで足を運ぶ」なんて、慣れていないと緊張感を伴う気がするのですが…、今回は知り合いのお家に招かれた「ちょっとだけおでかけ」なウキウキ感を持ちつつ、気を楽にして向かいました。

奥まで進むようですね…。

おおっ、すてきなグランドピアノです!この日のコンサートはピアノの演奏をはじめ、歌や語りも交えた2部形式でした。第1部が安田桂子(やすだけいこ)さんによるピアノ演奏です。バッハ作曲のトッカータ やショパン作曲のスケルツォなど、出だしから本気モードのプログラムですね~。

安田さんは曲の合間に、今回チョイスした曲や作曲者に関することを楽しくお話しくださり、客席はリラックスムードに包まれていました(^-^)

不思議なことにバッハの曲を奏でるピアノの音色が、チェンバロの音色に似ているように私には聞こえたのでした。まるでタイムスリップしたかのようです。

ちょこっと休憩を取りまして、第2部へ移ります。この日は春のポカポカ陽気。気温が高めでしたので、アイスティーを配ってくださいました。アットホームなコンサートです♪

第2部は、宮沢賢治作の童話「注文の多い料理店」。目の前で迫力のお話が展開されます。

楠定憲(くすさだのり)さんの語りに、服部めぐみ(はっとりめぐみ)さんのピアノと歌が寄り添います。白石准(しらいしじゅん)さん作曲の音楽が、お話の世界観をいっそう引き立てます。

この注文の多い料理店は、宮沢賢治の童話の中でも有名ですね。私のざっくりとした記憶ですと(すみません)、山奥に迷い込んだ狩人たちがお腹を空かせていたところ、突如としてレストランが現れる…、確かそんなところから始まるんですよね?

そうそう、そうだった!などと思い出しながら、いつしか集中して耳を傾けていました。周りの皆さんも、お話の世界に入り込んでいるようでしたよ。

宮沢賢治は印象的な表現をたくさん使いますよね。「どどどどぅ」といった、押し寄せる大きな風の音など。楠さんの迫力の語りとともに、その不穏な空気が、服部さんのピアノのメロディーに乗って伝わってくるようでした。

アンコールにも目が離せません。おや?これは白鳥でしょうか…?

そう、サンサーンス作曲の組曲「動物の謝肉祭」の一つ「白鳥」ですね!どこかで一度は耳にしたことのある美しいメロディーにうっとり、そして笑いも起こります。「写真、いいですか~?こっち向いて下さい!」とあちこちで声が。皆さん盛り上がっています(^-^)

音楽や笑いで人の心を捉える、ってすごいことですね。日常のほんのすき間にこんな心和む時間を持つことは、暮らしに彩りを添えてくれるはずです。


 

コンサート・ピアノサロン 樂~GAKU

Address

千葉県船橋市西習志野4-2-1

Tel

090-4200-8819

営業時間

10:00~18:00(完全予約制)

定休日

不定休

備考

ホームページ:https://gaku-piano.com/blog/


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