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自由な発想を器に込める陶芸教室

虚空窯

こんにちは。

にじねこMiiです。

 

松戸にある陶芸教室「虚空窯(こくうよう)」を訪れました。

関東圏で陶芸といえば、茨城県の笠間焼や栃木県の益子(ましこ)焼が有名ですが、松戸に陶芸教室なんてちょっと意外かも?新京成線「松戸」駅から徒歩10分と、アクセスしやすいのも良いですね。

 

さて今回は一日体験教室(¥3,000)で、実際に作品を作ってきましたよ♪教えてくださったのは陶芸家の白次(しらつぐ)丈治郎さん。松戸に教室を開いて早25年。白井市でも陶芸教室を開いているそうです。

 

「タタラ」でマグカップと木の葉皿を作ろう

この日は「タタラづくり」という方法で「マグカップ」「木の葉皿」を作りました。これは粘土を薄くスライスしたり、のべ棒で押しつぶすことで板状にし、それを曲げたりくっつけたりしながら、形を作っていくというものです。

 

まずはマグカップからスタート!カップの側面と底の部分をそれぞれ作ります。

 

信楽焼の粘土の両脇に「タタラ板」と呼ばれる木の板を置き、その上からのべ棒で平らに伸ばしていきます。

 

なるほど、これで厚さが均等になるんですね。

 

側面も底の部分も型紙どおりに切り抜き、

 

それをカップの型に貼り付けていきます。このとき、あとで粘土を型からはがしやすくするために、片栗粉をまぶすのだそう。生活の知恵という感じで面白いですね。

 

「ドベ」と呼ばれる泥状の粘土を接着剤がわりに、しっかりとパーツをくっつけていきます。

継ぎ目をならして、飲み口の部分も飲みやすいように少し微調整。マグカップなので本来は取っ手もあるのですが、にじねこはこれでおいしいビールが飲みたいと思い、取っ手はあえて付けないことにしました。

 

さてお次は木の葉皿です。木の葉皿もマグカップと同様、粘土を平らに伸ばし、型紙に合わせて葉っぱの形に切ります。

 

お皿なので少し深みをつけますよ。お皿の左右の下に、粘土を伸ばしたものを2本敷き、真ん中をへこませて少し深みをつけてあげます。

 

そこに細い棒の先で葉脈を入れたら完成!思ったよりもあっという間にできました。

マグカップにも木の葉皿にも、ちょっとオリジナリティーを追求してみました。こんなときって、なぜか無言になっちゃうんですよね。どんなデザインにしようか、あれこれ考える時間がまた楽しい!にじねこは「空」をモチーフにしようかな。

 

素焼きから色付けへ

さてこの日作ったカップとお皿は、2~3週間くらい乾燥させて(夏は1週間くらい)、一度「素焼き」にします。素焼きは14,15時間ほどかけて、ゆっくりと焼いていきます。一気に温度を上げると割れてしまうんだとか。

 

そして先生に素焼きしていただいたものがこちらです。

指でコンコンとたたくといい音がして、なんだかワクワクしてきました。少しずつ自分の器が出来上がっていく過程がとっても楽しみ!

 

紙やすりでカップやお皿の縁の部分を削り、滑らかにします。マグカップは飲み心地も大事ですからね。削った粉をぬれ布巾できれいに拭き取ったあと、コップとお皿の底の部分に撥水剤を塗ります。

これはゆうやくが底につかないようにするためのもの。撥水剤を塗ることで底の部分に釉薬がかからないので、本焼きのときも器の底が下の板にくっつかないのだそうです。

 

ここからいよいよ色付けです。さてどんな風に仕上げましょう♪

 

にじねこが決めたテーマは「空」。

あまりに夢中になってしまい、気が付いたら終わりの時間ギリギリでした(;’∀’)。マグカップとお皿の両方なので、時間配分を考えて色付けしないといけませんね。

虚空窯

 

最後は本焼き

さてその後は先生にお任せするのみ!透明の釉薬をかけて、いよいよ「本焼き」です。出来上がりが楽しみで仕方ありません。

 

ちなみに本焼きは1250℃という高温で焼くのだそうです。焼成後はそのまま自然に冷めるのを待ちますが、なんと2~3日かかるんだそう。一つの作品が出来上がるまで、たくさんの時間と手間がかかっているんですね。

 

一度始めるとやめられない陶芸教室?!

白次先生によると、松戸教室には40人ほどの生徒さんが定期的に通っているとのこと。体験教室に行った最初の日は、ちょうど生徒さんお二人が、素焼きした器に絵付けをしている最中でした。

 

それぞれ陶芸を始めたタイミングは別だそうですが、和気あいあいとした雰囲気で作品に色を塗っています。

「ここの陶芸教室は、けっこう自由に作らせてくれるんです。長く続けてる人も多いですよ。先生!ほらもっと宣伝しないと。」なんて・・これだけでもうその場の雰囲気が伝わりませんか??

 

そして陶芸の魅力も語ってくれました。いわく、「自分で作ったものって、愛着が湧くのよね。多少不格好でも、大事に使おうって思うの。」と。

 

ですよね!自分が作った器でお酒や料理を楽しむなんて、最高じゃないですか。私はまさにそれがやりたくて、マグカップの取っ手は付けなかったんですよ(笑)。

 

さて後日、待ちに待った本焼きが終わったとの知らせがあり、受け取りに行くと出来上がりは・・こんな感じでした!

虚空窯

本焼きしたものは、色付けしたときとはガラッと雰囲気が変わっていました。「昼の空」のイメージで作りましたが、出来上がりは「夜の空」でしょうか。

 

デザインを考える楽しみ。

器を作る楽しみ。

出来上がりを待つ楽しみ。

 

そして日常で使っていく中で、愛着が湧いていく楽しみ。

 

一つの器でこんなにたくさんの幸せな気持ちが味わえるなんて、すてきじゃありませんか?

 

この夜、出来上がったカップで、いつもよりさらにおいしいビールをいただいたことは言うまでもありません。

 

虚空窯(こくうよう)

Address

千葉県松戸市根本334

Tel

0473-69-0321

営業時間

火、水、金、土曜
(火、水曜は白次先生/金、土曜は他の先生)

定休日

月、木、日曜

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この記事のカテゴリー: 松戸 その他, 体験・教室

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