2021.06.09
多様なニーズに応える 手作り本の世界
京成津田沼駅から徒歩7~8分の所にある手づくり絵本館「にゃ~トピア」さん。
奥まで進んでいくと…、
わあっ!ここにログハウスがあったなんて、驚きました。
早速入ってみましょう、失礼しま~す。なんだかワクワクします♪
絵本と木のぬくもりに囲まれた、和みの空間ですね。
「手作り絵本館」なんて言うと、このログハウスで子ども達とワイワイ絵本を作るのかな?と想像しそうですが、こちらでは大人が子ども達のために絵本を作ってあげられるように、絵本の作り方をお教えする、というスタイルで手作り絵本のノウハウを広く伝えていきたいのだそう。手作り本は絵本に限らず、アイデア一つでオリジナルの本にもなります。それを簡単にしてくれるのが「手づくり本 材料キット」。この一式で手作り本が出来上がるよう工夫された中身となっています。
例えば、子どもとクッキーを焼く過程を手作り本にしたり、自分の好きなコレクションを本としてまとめたり。それから福祉施設などで高齢の方々が、レクリエーションの一つとして自分史に取り組む、といった使われ方でこのキットは活用されているんです。施設や保育園・幼稚園で働く方や小さいお子さんのいる方に、楽しい学びや遊びを届けるすてきなツールとして試してほしいですね。
まだ小さいお子さんの想像力や情緒を育むのに良いとされる、絵本の読み聞かせ。
こちらは、文字が絵の下にある「紙芝居絵本」。私の知る限り、絵本の多くは文字が絵の横に並んでいるように思いますが…?
「これなら読み聞かせの際に楽で、子ども達も今までより注目してくれるようになりました」なるほど~!このような喜びの声が、幼稚園などでは上がっているそうですよ。
この絵本の形を考案した代表の塩谷さん。挿し絵も担当しました。デザイナーとして活動されていたこともあり、絵を描くのはお得意です。イキイキとした鬼の表情ですね~。子ども達が喜びそうです!
「自分史にしても、このように製本されていれば、ちょっとしたとき手に取って見ることができますよね。気持ちを込めた手作り本は、形にしてみると良いものですよ。手作り本の面白さを、多くの人に伝えていきたいと考えています」と塩谷さん。
おうち時間を楽しむのにぴったりな今だからこそ、オリジナルの本作りを試してみませんか?