2021.05.27
心弾む!春色あふれるローズガーデンへ
こんにちは。
にじねこMii です。
今回は春バラのシーズンを迎えた「京成バラ園」へ行ってきました。現在、「スプリングフェスティバル It’s so in Bloom!」というイベントの真っ最中(4/23〜6/13開催)です。
実は「京成バラ園」には、昨年の秋にこの「CiaOCiaOブログ」の取材で初めて訪れました。そのときはスッキリした秋空に映える、見事なバラに感動!
案内してくれたスタッフの方から、春バラの魅力もお聞きしたので、「ぜひ春のローズガーデンも見てみたい!」と思っていたんです。どんなすてきなバラに出会えるのか、行く前から楽しみにしていました♪
最寄り駅である東葉高速鉄道の「八千代緑が丘駅」からは歩いて15分ほど。気持ちのよい遊歩道になっているので、散歩気分で歩いていけますよ。
バラ園に到着し、1,600種類のバラが植えられたローズガーデン(入園料大人¥1,500 ※時期により変動)に一歩足を踏み入れた瞬間、「うわ〜!」と思わず歓声を上げてしまいました。
まるで春の色が、全てここに集まってきたかのよう!ローズガーデンいっぱいに、色とりどりのバラがあふれています。来園している皆さんの年齢層も幅広く、一様に顔をほころばせながら、リラックスした様子で園内を散策していました。写真を撮っている人もあちらこちらで見掛けます。
時折、バラの品種やご自分で育てているバラについての会話も耳に入ってきて、「バラ好きな人って多いんだなぁ。」とあらためて感じました。「バラ」ってやっぱり、花の中でもちょっと特別な存在かもしれませんね。
ではせっかくですから、今回のイベントの見どころをいくつかご紹介しましょう。
【1 】「7つのミニガーデン」
今回の春のイベントでは、初の試みとしてメインであるバラ+春の草花をコラボさせた「7つのミニガーデン」が登場。園内各所で、それぞれのテーマごとに造られた庭園を楽しむことができます。
例えば「アルテミスの花園」。
こちらは落ち着いた柔らかな色彩のバラや草花などを合わせた癒やしの庭がテーマ。秘密の小道をそっと抜けていくような、ワクワク感がたまりません。
また「ラベンダーとハーブのシークレットガーデン」は、小さな一軒家をベースに造られた庭で、まるで童話の世界に迷い込んだかのような雰囲気です。春の花が満載のワゴンもなんてかわいらしい!
それぞれのミニガーデンの世界観をぜひ楽しんでみてください。
【2】「香りと光のアート空間」
ローズガーデンの大温室の中に作られたのは、バラをモチーフにした巨大なアート作品。ガラス張りの温室に降り注ぐ光の中で、キラキラと七色に輝いています。
【3】特設ドリンクカウンターの「花開くローズティー」
大温室のすぐ横にはイベント期間中、特設ドリンクカウンターが設置されています。そちらでぜひ試していただきたいのが、バラの花咲く「ローズティー(¥500)」。バラのエディブルフラワー(食べることができる花)をローズティーに浮かべると、あら不思議!
閉じていたバラが、目の前で少しずつ花開いていくのです。これは気分が上がること間違いありません♪
【特設ドリンクカウンター】
<開催日>
5月 全日開催
6月 土日のみ開催(~6/13)
<営業時間>
平日 10:00-15:00
土日 9:00-16:00
【4】2021年春の「ローズヌーボ」
「ローズヌーボ」というのは、これまでなかった新品種のバラのこと。この春は5つの新作がお披露目されています。
その中の一つ「フォルツァ!」は、京成バラ園で作られた品種。
実はこのバラ、ちょっと変わってるんです。白い花弁の中に、少しだけ赤い色が入っていて、まるで火が灯っているみたい!
ちなみに「フォルツァ!」というのは、イタリア語で「がんばれ!」という意味なんだとか。気持ちが内向きになりがちな状況が続く中、エールを込めて名付けられたそうです。
そしてもう一つ。こちらは新品種ではありませんが、「聖火」という名前のバラ。まさに真っ赤に燃える炎のようです!
こちらも京成バラ園で作られたものですが、なんと品種改良の第1号として作られた、記念すべきバラだそうですよ。
それにしても、にじねこ自身は花や植物をすぐに枯らしてしまうタイプなので、こんなにたくさんのバラをお世話して、きれいに花を咲かせるスタッフさんたちには尊敬の気持ちしかありません。
【5】個性豊かなバラがいっぱい
では園内を歩いていて、ちょっと気になったバラをいくつかご紹介しましょう。
「パローレ」
香りも楽しめるバラの一つですが、驚いたのはこの大きさ!花の横に手を置いてみてびっくりです。
「アブラカダブラ」
とてもすてきな色合いに、思わず立ち止まってしまいました。「アブラカダブラ」といえば魔法の呪文ですよね。花色がまるで魔法にかかったように美しいことから、こんな印象的な名前が付けられたのだそう。
「ソフィーズ ローズ」
「ソフィーズローズ」は、「イングリッシュローズ」と呼ばれるバラの系統の一つ。花弁が多く、いわゆるバラのイメージとは違うので、パッと見ただけでは何の花の種類か分からないかも?!
ひと口に「バラ」といっても、本当にいろんな個性があるんですね。人間みたいで面白いなと思いました。
【6】春バラの楽しさ
春バラの楽しさは、何といっても春の陽気に誘われるかのように一斉に咲き誇る、その華やかさにあります。
いくつも連なるこのバラのアーチを見てください!まさにバラの競演。
アーチのほかに、こういったポールに咲いたつるバラも、園内のあちらこちらで見ることができます。
アーチやポールに巻かれたつるバラは、秋にはほとんど咲かないため、前回訪れたときには目にすることがありませんでした。これは春のローズガーデンならではの楽しみ方の一つなんですね!立体感があり、満開のバラをさらに引き立ててくれます。
【7】2つのオリジナル商品も登場
ローズガーデンでバラを楽しんだ後は、さまざまなバラのグッズがあるローズショップにもぜひ立ち寄ってみてくださいね。
この春、「京成バラ園」では2つのオリジナル商品がお目見えしました。
「華音(かのん)のかけら(¥1,620)」
成田の老舗和菓子屋さん「なごみの米屋」とのコラボ商品で、数量限定販売です。両社の女性スタッフが、タッグを組んで開発したんだとか。
提供:京成バラ園
宝石のようにキラキラとした透明感があり、いつまでも美しさを追い求めたい女性の心をくすぐってくれるような砂糖菓子です。口に入れると思いの外優しい食感で、とても上品な味わいでした。赤・黄・緑の3つのカラーで、それぞれ違った味と香りを楽しむことができます。
「ローズヒップみるく(¥345)」
「サクマ製菓」の「いちごみるく」といえば、あの三角形のコロンとしたフォルムと中のサクサクミルクが有名なキャンディーですよね。今回、そのサクマ製菓×京成バラ園のコラボ商品が実現しました!
ほのかにバラが香る「ローズヒップみるく」。
提供:京成バラ園
にじねこが取材に訪れたときは、ちょうど発売直前で残念ながら買うことができなかったのですが、他ではなかなか手に入らないオリジナル商品です。こちらも数量限定品になりますので、ぜひお試しを♪
華やかな色であふれる春のローズガーデン。散策している人たちだけでなく、咲いているバラも何だか弾んでいるように見えました。
この記事のカテゴリー: 八千代緑が丘 グルメ, ガーデニング, レポート, ショッピング, イベント, 洋食, 食品・飲料, お持ち帰りグルメ, カフェ