こんにちは。にじねこＭiiです。

今年5月、新京成線「鎌ヶ谷大仏」駅の近くに、「Ⅼ.A.DEPO（エルエーデポ）」というお店がオープンしました。アメリカから直輸入した、ヴィンテージ・アンティークの雑貨や家具のお店とのこと。

にじねこはどちらかというと、新しいものよりも古いものを好むタイプなので、長く愛用されたり、大事にされてきたモノが好きです。年を経てきたからこその独特の風合いや味わいがあり、見ていて飽きません。どんなお店なのか気になり、訪れてみました。

場所は新京成線「鎌ヶ谷大仏」駅から歩いて数分。外から見ると、一見レンガ造りの倉庫のような雰囲気です。階段を上った２Fが入口になっていますが、扉が大きい！この時点で、もうすでにアメリカン。

ゆったりとした店内には、日本でもおなじみのアメリカのお菓子のキャラクターや、クラシカルな三輪車、はたまたマクドナルドのグッズまでおいてありました。

そしてところどころに、個性的なデザインの雑貨や、時代を感じさせるヴィンテージ家具などが並んでいます。こういう雰囲気、好きかも♪

そんな中、個人的に気になったのがこちら。テーブルのようですが、ちょっと変わってる・・？

なんと、トランクがテーブル（笑）！この発想、どこから生まれたんだろう？？と考えるのもまたおもしろい。

さらに店内へと進むと、見慣れたロゴマークが目に入りました。店内の一角に、時代を感じさせる「Coca Cola」のコーナー。テーブルやいす、看板などが一式セッティングされていて、そこだけなんだか別の場所みたい。

ところで、「Ⅼ.A.DEPO」はもともと金沢市に本店があるお店。それがどうして、ここ千葉に支店があるのかな・・？とギモンに思っていました。店長の岩本さんにお聞きしたところ、それはちょっとした偶然の出会いから始まったのだそうです。

そもそもは今の千葉店のオーナーさんが、以前東京のイベントに出店していた金沢の「Ⅼ.A.DEPO」のブースを訪れたのがきっかけでした。もともとアメリカンヴィンテージが好きだったオーナーさん、「Ⅼ.A.DEPO」がすっかり気に入り、声をかけたのだそうです。そしてそこから話が進み、お店のオープンにいたったんだとか！こんな出会いもあるんですね～！

ちなみに「Ⅼ.A.DEPO」の商品は、すべてアメリカの現地スタッフが買い付けをしているので、日本ではなかなか手に入らないものもあります。そしておもしろいのは、商品のレンタルもやっていること！撮影や広告などで使ったりするそうですよ。

時代を超えて大切に使われてきたものには、独特な味わいがありますからね。きっと新しいものには出せない価値があるのでしょう。

さて店内に数あるものの中で、岩本さんの一押し商品はこちらの青いロッカー。この色合いが何ともいえずかっこいい！

そしてもうひとつ、「オットマン・ベンチスツール」と呼ばれる、どっしりとした大きめのこのいす。1人～3人がけまであり、アフリカの伝統的な生地や、スイス軍の軍用毛布などをクッション部分に使っています。しっかりしたつくりで、座り心地も抜群！アメリカの「ウーバー　シック　ホーム」というメーカーで作られています。

いすの下の部分は収納スペースになっているんですが、ここが何でできているか分かりますか？なんと、アメリカで1940年代に使われていたぶどうの収穫箱なんです。いや、おしゃれです！にじねこ、かなり欲しくなっちゃいました。

お店で「Ⅼ.A.DEPO」のメンバー登録をすると、2Fの店内の奥から1Fへと行くことができます。らせん階段を下りると、そこは掘り出しモノが盛りだくさんな予感！2Fの商品より大きなものが多いかな？

階段下にある、ワインの樽をリメイクしたテーブルがまた素敵♪

今でも実際に使えるというキッチンや、映画館のいす、信号機、はたまた床屋さんのいすまで・・なんでこんなものが？？というアイテムがたくさんあって、まさに不思議ワールド！でもなんだか落ち着きます。

天井からぶら下がってるランプも、ひとつひとつが個性的でかわいい♡

「Ⅼ.A.DEPO」には、もう使われなくなった古いものをまた大事に使ってほしい、という思いがあるそうです。時代を経て大切に使われてきたモノって、好きな人にはたまらなく魅力的なもの。アメリカの古きよき時代を知る特別な一点に、あなたも出合えるかもしれません。