新京成電鉄オフィシャルサイト

CiaOCiaOは新京成電鉄が運営するオフィシャルブログです

地元野菜たっぷりの毎日通いたくなるお弁当屋さん

あさひるばん。

こんにちは。にじねこMiiです。

 

今回は新京成線「高根木戸」駅から徒歩5分の小さなお弁当屋さんをご紹介します。

 

その名も「あさひるばん。」

あさひるばん。

なんだかストレートに響いてくる名前ですね。店構えはいたってシンプルで、白いのれんに白い看板。そしてお弁当宅配用の白いバイク。「あさひるばん。」はお弁当の配達もしてくれるんです(配達区域は要相談)。持ち帰りもできるほか、店内のイートインスペースで食べることもできます。

あさひるばん。

店内に入ると、キッチン側のカウンターにはホーロー容器に入った色とりどりのおかずがズラリと並んでいます。そしてその下にあるのは様々な国やジャンルの料理の本。素敵な装丁に思わず目を引かれます。

あさひるばん。

 

「あさひるばん。」は今年の5月にオープンしたお店。藤田さんと町田さんのお二人が共同経営しています(左側:町田さん 右側:藤田さん)。この日、お話を聞かせてくれたのは藤田さんでした。

あさひるばん。

都内のデリカのお店で9年間働いていた藤田さんは、以前からデリバリーのお弁当屋さんを開きたいと思っていました。今年になってからいくつかのきっかけとタイミングが重なり、同僚だった町田さんにも声をかけて「あさひるばん。」をオープンすることになったそうです。

 

お店の隣にある「理容わかば」は藤田さんのご実家。そして「あさひるばん。」のお店は、もともとちゃんこ屋さんだったそうです。長く使われないままになっていたお店を貸してもらえることになり、お二人は友人の力も借りながら、ほとんど自分たちで店内のリノベーションをしました。

あさひるばん。

お弁当のメニューは日替わり。エスニック料理などにもアンテナを張る藤田さんと、フグの調理師免許も持つ和食の料理人の町田さんが、それぞれの持ち味を生かして料理を作ります。

 

コンセプトは「お母さんのごはん」。おうちのごはんって、時に和も洋もミックスしちゃってるけど、毎日食べたくなるホッとする味ですよね。お二人がイメージするのは、毎日が楽しみになるようなそんなお弁当です。

あさひるばん。

カウンターにある料理には野菜をふんだんに使っているのが特長。新鮮でおいしい野菜をたっぷり使ったお弁当をお客さんに食べてほしい!そう考えて、地元船橋の「山田農場」さんをはじめ、知り合いの農家さんでとれたての野菜を直接仕入れ、毎日メニューを考えています。

 

ちなみにお弁当は、その日のメニューの中から4品を選んで組み合わせるスタイル。

あさひるばん。

ごはん(白米か玄米)+おかず(肉か魚かカレー)+副菜(本日の副菜2品)1個600円です。もちろんすべて藤田さんと町田さんの手作り。

 

にじねこが選んだのは、「玄米」、「カシューナッツチキンカレー」、「九条ネギとわかめの酢味噌あえ」、そして「ナスと甘長唐辛子の揚げ浸し」でした。

あさひるばん。

カレーには大きな鶏肉がゴロリと入っており、濃厚でまろやかなカシューナッツの味がクセになりそう!酢味噌あえには、これでもかというくらいわかめがたっぷり。そして揚げ浸しは、薄味ながらも上品なだしの味が効いています。

 

玄米はもちもち&ぷちぷちの上に、小粒ながらもすごく甘みがあってびっくり!お店で藤田さんが容器に玄米を盛っているときも、いい香りが店内にぷ~んと漂って幸せな気分になりました。玄米って、個人的に家で食べたいな~って思っても、家族が好きじゃないから食卓に出せない、なんてことも案外多いのです。ちなみに「あさひるばん。」では、お弁当を買いに来るお客さんの8割くらいは玄米を選ぶそう。

あさひるばん。

お客さんはほとんどがリピーターさん。中には週6で通う方もいるんだとか。目の前のオープンキッチンでお二人が作っているので、きっと安心感もあるんでしょうね。

 

開店当初はごはん付きのお弁当のみの販売でした。でも「ごはんは家にあるから、おかずだけ買いたいんだけど・・。」というお客さんの要望も多く、今は好きなおかずだけを4種類詰め合わせることもできます(800円)。にじねこもお弁当とおかずセットの両方を持ち帰って、夕飯の食卓に加えましたよ♪

あさひるばん。

お子さんからご年配の方まで、いろんなお客さんが気軽に足を運べるお店にしたいという藤田さん。お店を訪れたリピーターさんと冗談を交えながらやりとりする姿はとっても楽しそうで、とにかくお客さんとの距離感が近い!これは小さなお店だからこそできることかもしれません。地元の農家さんとお客さん、両方と直接向き合いながらお互いを繋いでいる、そんなすてきなお弁当屋さんです。

 

以上、にじねこMiiがお送りしました。

 

 


この記事のカテゴリー: 高根木戸 グルメ, お持ち帰りグルメ

この駅の記事一覧