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「やさしさ」を、ケーキとパンにたくさん込めてお届けします!

こんなお店があったなんて!

うれしくて、皆さんにお伝えしたいお店、ケーキとパンのお店ソレイユさんです。

北習志野駅から、銀行や郵便局が並ぶメインのバス通りを10分ほどまーっすぐ進んでください。左側に、こんなカワイイ黄色いお屋根が見えます。

こちらの鈴木シェフの修行先だったフランスのお店では、ケーキとパンを切り離さず一緒に店頭に並べるのが普通だったそうです。

日本でもそんな形態のお店を出したいという思いで、「ケーキ作りに強みを持ったパン作り」がお店のベースになっています。

ここのシュトーレンを食べると、それがどういう意味か一瞬でわかりますよ。シュトーレンは、ドライフルーツやナッツ入りのドイツの菓子パンです。最近では日本でも目にするようになりましたが、発祥のヨーロッパではクリスマスシーズンにのみ食べられる特別なもの。クリスマスまでの期間、スライスして少しずつ食べながらその日を心待ちにするんです。

修行の地だったドイツの国境にほど近いフランスのアルザス地方でも、シュトーレンは冬の伝統菓子でした。

 

ひと口試食させてもらうと「食べやすい」んです。

シュトーレンって、岩石みたいな硬いパンにやたらと甘いドライフルーツがぎっしり詰まったあれかぁ…。ってイメージでしたが、ケーキとパンの両方を得意とする鈴木シェフは、シュトーレンをケーキの様にすんなり口にできるよう独自に改良を重ねてきました。

ドライフルーツを漬けるお酒をそれぞれ分けることで、素材の良さを引き出しているので甘味にしつこさがなく、重くない。そしてこれが2017年の「パングランプリ東京」のシュトレン部門においてグランプリを獲得しました。その情報を聞きつけていらっしゃるお客さんも新しく増えたそう。(シュトーレン2963円・スライス状は290円。お店の品は全て税抜き価格)

シュトーレンは、修行の地への思い入れがあるから妥協はできないです。今後も改良を加えておいしくして、より多くのお客さんに食べていただきたいです。

 

オーダーケーキにフルーツをトッピングする作業を横で見せていただきました。

夏に比べるとフルーツの量は少ないそうなんですが、華のあるケーキでお祝いにピッタリ!それにしても手をかけたケーキですね~。

手間をかけ、気持ちを込めないのはお客さんに申し訳ないですから。気持ちって人に伝わるもので、気に入ってくれたリピーターさんが少しずつ増えてきています。お店を始めて5年になりますが、他に負けない要素を確立することでようやく方針が固まってきたかなと思っています。

ケーキの作業をしながらも、フランスパンを焼く作業も同時進行です!オーブンから滑り出た焼き上がりのフランスパンたちがずらり。

オーブンは、おいしいフランスパンを焼くための頼もしい存在です。下に石窯が設置されているので火通りが早く、パンの中身に保湿効果をもたらします。

高温の短い焼き時間で外側はパリっと、中はふっくら。

またまた私のイメージですが、フランスパンは焼き上がりから時間が経つと特に、外側をかじるにはゴムを噛み切るかのような力が必要で、中は水分が抜けてカサカサ…。なのにソレイユさんのフランスパンは食べやすいから、高齢の方々にも好評らしいです。それってスゴいことですよね。(プチフランスは100円で、自家製ミルククリームをサンドしたものは150円)すぐに食べられない時は、お家で軽く温めると「パリッ・フワッ」がよみがえりますよ。

 

 

フランスで学んだことを上手くミックスして、ソレイユの味を高めている鈴木シェフ。

「お客さんにフランスパンを日常的に食べてもらいたい」との願いで、こだわりの素材を集めました。

特にフランスパンは、修行先の味に近づけるためフランス産の小麦を使います。そして自家製天然酵母の熟成した旨みが、パンのおいしさを引き出すんです。

素材の良さを壊さない小麦選びは、ケーキやパン、クッキーなどの焼き菓子に至るまで全てに行い、国産も合わると10種類以上もの小麦を使い分けています。

また、マーガリンとショートニングは一切使用しないところにもこだわりが。そうそう、私はクロワッサンが好きなので、おみやげに買って帰りました♪(200円)フランス産の発酵バターを使っていて、焼きたてはザクザクの食感。夢中で食べてしまいました。

 

あ、焼き菓子もいいな。迷った末に、ディアマンカフェとディアマンココにしました。(通常は120円。1月の間はサービス価格で110円)

 

 

金柑入りのモンブランジャポネ(480円)はシェフのおすすめケーキです。

 

純生いちごショート(450円)もおみやげに♪甘さ控えめだから、2個目いけそうでしたよ。中身のいちごがたっぷりで、おいしかったなぁ~。

それから、オーダーケーキの受け付けもしています!

例えば、可食紙の写真やイラストをケーキに乗せる「プリントケーキ」は、オリジナルのお祝いケーキとして人気のようです。

他にもどんなケーキにしたいか希望があれば、シェフに相談してみてくださいね。身体思いのやさしいお店は心も元気にしてくれます。

地域の人たちに安心して通ってもらいたいとの願いが、ソレイユの鈴木シェフから強く伝わりました。

 


この記事のカテゴリー: 北習志野 グルメ, ショッピング, スイーツ, 食品・飲料, お持ち帰りグルメ

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