2018.07.30
寄り道が楽しい!フォトジェニックな花と風景を味わう期間設定型ハイキング!
<期間設定型>
第71回 新京成沿線健康ハイキング
船橋県民の森~ふなばしアンデルセン公園、船橋市大穴北の木戸川をたずねて
期間:2018年6月20日(水)〜7月26日(木)
はじめまして!
お散歩大好きなあさみほです。
新京成線沿線で、のんびりお散歩気分で楽しめるハイキングの人気企画があると知って、夫婦揃って、初めて参加してきました!
今回のスタートは二和向台駅です。
人気イベントですので、特設ブースが用意されているのかと思いきやどこにも見当たりません。
駅員さんに尋ねると、「期間限定型のハイキングは、駅で配っているコースマップさえ持っていけば、ご自分の好きなタイミングでスタートしていいんですよ」とのこと。
そこでホッと一安心した私たち。
だって、夫婦揃ってハイキング初体験。常連の皆さんのペースについていけなかったらどうしようと内心ドキドキしていたのです。
そんな話を聞いている矢先、手にコースマップを持ったシニアの男性が真横を颯爽とすり抜けて行きました。
なんとステキなこと!
その背中に引き寄せられるように、私たちも出発です!
改めて今回のハイキングコースの確認をします。
二和向台駅を出て、八木が谷小・中学校方面に向かった後、八木が谷北市民の森からチェックポイントの船橋県民の森に行くまでが前半のコースです。
ここでトイレ休憩を挟んだ後、ふなばしアンデルセン公園に向かって後半戦のスタートです。そこから木戸川の河原沿いを進み、古和釜橋、鎌田橋を超え、大穴新谷津公を抜けたら、ゴールのセブンイレブン新京成ST三咲店(三咲駅)に到着です。
距離は約12キロ。常連の方には気軽なコース、初心者にも無理のないベストなコースといえます。
さて、駅前商店街を抜けて、大きな角を曲がったら、間も無く小中学校の標識が見えてきます。ですが、その前に見逃せない佇まいを発見。老舗の佇まいに引き寄せられグイグイと接近。
「何やってんの? まだ始まったばかりだよ?」と、呆れる旦那を押しやって、たまらずドアを開いてみると、そこは素敵すぎる文房具屋さんでした。
店名は「はつや文具店」。
1972年創業のこだわりの詰まった文房具店で、店内のショーケースの中にはドイツ製のスタイリッシュな文具がずらり!
店主さんにお話を伺うと、ここは文具マニア御用達の人気店。日本全国から通ってくる熱心なファンの方もいらっしゃるのだそうです。
いきなりの寄り道でしたが素敵な出会いに大満足!
その後、間も無く2つの校舎が双子のように寄り添っている八木が谷小・中学校があります。その大きなグラウンドの横を抜けてしばらく行くと、八木が谷北市民の森に到着です。
この日は30度を超える夏日で、早くもぐったりしていたのですが、森の中に一歩足を踏み入れた途端
「うわぁ〜♪」
「おぉ〜!!」
心地よい風が吹き抜け、2人同時に歓声を漏らしてしまいました。
「ネコバスが迎えにきても、乗ったらダメだよ!」など言い合いながら、つかの間、アニメの世界に飛び込んだような気分で豊かな緑を満喫しました!
次に目指すのはチェックポイントの船橋県民の森。順調にいけば30分ほどで到着する距離です。のどかな景色を楽しみながら、の〜んびりお散歩気分です!
・・・ですが、ここで事件発生!
ここから先、しばらくは、畑や果樹園、民家が続くのどかな田舎道です。
目立った目印もなく道も曲がりくねっています。
うっかり道を1本間違えたら大変。私たちのように大失敗をやらかしますよ。
行けども、行けども、目指すチェックポイントが見当たらず、炎天下の中、大通りに出てフラフラと進んでいると、ついに目の前に蜃気楼が。
いやあり得ないと、目をこすって2度見したその先にあったものは「ふなばしアンデルセン公園 入口」。
わ! ワープです!
いいえ…行きすぎてしまったのです(笑)
慌てて正しいコースに戻った私たちは、道なりを逆歩きしながらチェックポイントに到着。
写真を撮っていると他の参加者の方もちょうどスタンプを押しにいらっしゃいました。せっかくですので、ご厚意に甘えてお話を聞かせていただきました!
─いつも参加されているんですか?
「はじめてこのハイキングに参加したのは第一回目です。それ以来、家の近くがコースになったときには参加しています。気楽に自分のペースで歩きたいので、ほぼ1人で参加していますよ」
─自由なスタイルで楽しめるのが魅力ですね。ところでここまでにかかった時間は?
「少し迷いそうになりましたが、1時間弱でしょうか。コースマップはありますが、少しわかりにくところがありますよね?」
─はい!(やはりベテランでも迷うことがあるのか、ニヤリ)
「でも、携帯の地図と照らし合わせればいいので、実際に迷う方はいらっしゃらないと思いますよ」
─ぎくりっ! 私たち、ここまで2時間近くかかってます。迷ってしまって
「え? まさか! 2時間半もあればゴールに着くコースですよ」
ですよね〜(涙)。
そうです。本当に気軽に歩ける良いコースです。
こちらの参加者さんのお話にもありましたが、迷ったらすぐに携帯などの地図をチェックすること。よほどの方向音痴でない限りは迷いませんのでご安心を!
ちなみにこちらのチェックポイントは管理事務所のすぐ前にあります。
スタンプが押せるのは朝9時〜夕方5時までです。
管理事務所の方にもお話を伺うと、連日、午前中の涼しい時間帯の来られる方が多いとのこと。中には毎日、参加されている方もいるんですって。
お散歩気分で歩けるコースなので、雨の日に傘をさしてゆっくり景色を眺めながら歩く方もいたそうです。楽しみ方は自由ということですね!
ということで、気分一新。トイレ休憩をすませて、またまた寄り道。しばし、森の中を散策です。
旦那もすっかり童心の戻った様子で「こっちきて! クワガタ見つけた!」と大はしゃぎ。
敷地の中には市民の方が育てているお花畑もあり、いたるところがフォトジェニック! 私も夢中でシャッターを切っていました。
さて、ここからは後半戦のスタートです。
チェックポイントから程なくふなばしアンデルセン公園に到着(逆戻り?)です。そして、もちろん、ココでも寄り道です。
デジャブ??
いいえ、ココこそ寄り道ですよ、皆様。
入場料金は別途必要ですが、この時期、園内には色とりどりのお花が咲き乱れ天国のような美しさ!
シンボルの風車はラベンダーを始め、様々な可愛いお花たちに囲まれて、ヨーロッパの街角にいるような気分に。まさに見渡す限りがフォトジェニック。ぜひカメラを片手に行ってみてくださいね!
さて、再び、果樹園や民家、ちょっと神秘的な雰囲気が漂う神社を抜けたら、見えてくるのが木戸川です。
遙向こうまで真っ直ぐに伸びる一本道には背の高さほどの草が生い茂り、頭の中に流れるのは「ざわわ〜」のメロディ。ヨーロッパから一転、今度は南国に飛んできた気分になりました。
木戸川の流れは底が見えるほど透き通っていて、このまま飛び込みたいくらいに涼しげ。ここでも素敵な写真が撮れました!
さて、自然ゾーンを抜けて再び住宅街に。程よく足も疲れてきたタイミングで次々にお店が増え始め、商店街の真ん中。ついにゴールの三咲駅のセブンイレブン新京成ST三咲店に到着です。
迎えてくれたのは店員さん手書きの嬉しいメッセージ。颯爽とお茶を手にレジに向かうと、にこやかなお兄さんがバッジとスタンプカードも差し出してくださいました。
途中はどうなることかと思いましたが、スタートから約4時間。最後は夫婦2人、日焼けで真っ赤になったほっぺを並べてお茶で乾杯〜♪
素敵な初ハイキングの思い出ができました。
次回「第72回 新京成沿線健康ハイキング」の舞台はどこかしら?
詳しい案内はこちらで紹介されるので、ぜひ、奮ってご参加ください。
私もまた参加しようかな♪
あさみほ
この記事のカテゴリー: 二和向台 新京成沿線健康ハイキング, イベント