2017.05.16
車両基地に潜入すると・・・
くぬぎ山車両基地
新京成電鉄の本社があるくぬぎ山駅から歩くこと15分。写真はくぬぎ山車両基地です。その名の通り、車両の検査やメンテナンスをおこなう場所です。
車両基地探検にGO!
通常は一般公開されていないのですが、今回は特別な許可をいただいて基地の内部に足を踏み入れることができました。ガイド役を務めてくれたのは車両課の技術員の塙さん。よろしくお願いいたします!
点検作業は4年に1回
写真左は電車の車輪。鉄製で寿命は12年ほど。「車輪の形状を整えるために、定期的に削っているんですよ」(塙さん)。写真右は車輪に台車枠を装着した状態です。
電車を引いて向かうのは・・・
新京成電鉄は26本の電車を保有しており、その車両数は156。この車両基地では約4年に1回の間隔で1本ずつの電車を検査しているといいます。写真は車体工場へと牽引されてゆく車両。電線がないため自力での走行ができないのです。
カーン!カーン!
カーン!カーン!
車体工場を歩いていると、何やら甲高い音が響いてきました。といっても踏切の音ではありません。音のするほうに目をやってみると・・・↓↓↓
何をしているのでしょうか?
技術者さんが車体内部にハンマーを打ちつけていました。打音検査をしているのだそうです。「ボルトが緩んでいると鈍い音がするんですよ」(技術者さん)。こうして時間をかけて一つひとつのボルトを検査しながら、安全・安心な運行につなげて行るのですね。
ラッパだったんだ!
電車がホームに近づいてくる時にたびたび耳にする「ファ〜ン!」という警笛音。ラッパのようだと思っていたら、本当にラッパがついていました。車両を間近で見れたからこその発見ですね。
サンクスフェスタをお楽しみに!
普段は立ち入ることのできないくぬぎ山車両基地 が一般公開される日があります。
それが 新京成サンクスフェスタ です。今年は6月3日(土) 10時~16時(※受付15時30分まで)を予定していますので、ぜひ遊びにきてください。
前回の記事はコチラ。それでは、チャオチャオ〜♪