2016.03.11
喫茶店で家庭料理を
きゃろっと
「誰もが知る大手企業の社員食堂をとりまとめていた女性が、現在は地元で喫茶店を切り盛りしています・・・」。そんな匿名のお便りをいただいてやってきました。新京成線の松戸新田駅から徒歩約10分弱。もう16年以上も続くお店で、2014年5月に店舗をリニューアルしたそうです。
「いらっしゃいませ!」と笑顔で迎えてくれたのが店長の及川さん(写真左)。「私は以前、仕出し料理店で働いていたんです。うさぎ屋という名前だったので、独立してこの喫茶店を出店するときにも、うさぎにちなんだ名前にしたかった。それで店名を『きゃろっと』にしたんです」(及川さん)
大きな窓から差し込む陽射しが心地いい!よくよく見ると「予約席」の札が置かれています。「16年前のオープン当初からずっと通い続けてくれるお客さん達がいるんですよ。今日も4人揃っていらっしゃる予定なんです」(及川さん)。なるほど、地元の方々に愛され続けているお店なんですね。それもそのはず・・・↓↓↓
料理はすべて手作り。材料は国産品。化学調味料も使わないように心がけているそうです。あれ?でもお店の看板にはそんなことひと言もうたっていませんでしたよね?「あえて宣伝する必要はないと思っているんです。美味しいと思っていただければリピーターになってくださるはずだからです」(及川さん)。写真は本日の日替わりランチ(850円)。
自家製デミグラスソースがまあ美味しいこと!「味が薄いと思われるお客さまも多いですが・・・」「いやいや!そんなことありませんよ」と、及川さんの言葉をさえぎって舌鼓を打ってしまいます。さすがは大手企業の社員食堂をまとめていただけあります。繊細でありながらも味覚のツボをしっかりと抑えてくれる、説得力のあるお味なのです。
つけあわせの小皿のクオリティがまあ高いこと!「昔の家庭料理の味を楽しめるはずですよ。だからご年配のお客さまのリピーターが多いのかもしれません。若い人はあんまり来てくれないけどね(笑)」。お腹を減らした若者の皆様、いますぐこのお店へ向かってください(懇願)。「日本の古き良き家庭料理の味」がこのお店にはしっかりとあります!
食後には「挽きたての豆をサイフォンで淹れた」という珈琲をサービス(日替わりランチ以外の場合は+100円)。これがまた・・・う〜ん。薫り高い。いいなあ。こんなお店が近くにあったら毎週欠かさず行くだろうなあ。ああ、気がついたら珈琲も飲み干していました。。。ごちそうさまでした!次はいつ食べに行こうかな。ではでは、チャオチャオ〜♪