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居心地のよい古民家の空間でひと息

築100年を超える古民家のスペースを使ったギャラリー&カフェがあるそうで、行ってまいりました。gallery&cafe 雨讀(UDOKU)さん。

新京成電鉄の松戸駅から、松戸新京成バス「3 県立松戸高校行き」または「3 総合医療センター行き」に乗り花島」で下車します。


真っすぐ進むこと2分ほどの所に「何かありそう」な雰囲気の、すてきな家屋がありました!


イベントのポスターがいくつか貼ってありますね…、早速入ってみます。わくわく♪


奥にある「蔵」を、店主の石井さんに案内してもらいました。


100年前の建物そのままに、現在はカフェスペースとして活用しています。大まかには天井と壁の補修を行ったのみで、梁(はり)の明るい色もあってか、全く古さを感じさせない空間に驚きました!


土台となる太い柱は、釘を使わずに組み合わせたもの。良い材料と職人の技が融合した、長い年月に耐えうる昔の木造建築が、今では大変貴重なものとなっています。

テーブル席が一つある2階には、靴を脱いで階段で上がります。ここではゆっくりお茶をしていくお客さまが多いのだそう。分かります、つい長居してしまいそうな居心地のよさです!そうそう、2階席に通された方は頭上に気を付けてくださいね。私は、太い梁に「ゴンッ!」と頭をぶつけてしまいました…。


建物に限らず、「もう古いから」といって壊したり手放してしまうのは、場合によってはもったいない気がします。地元の「omusubi不動産」との出会いから「何かの形でこの家を役立てたい」という石井さんの願いが、古民家を活用する方向へと進んでいきました。

ここでは石井さん手作りのケーキをいただくことができます。チーズケーキ(450円)山の紅茶(和紅茶・400円)をお願いします♪


ものづくりがお好きだという石井さん。幼稚園で調理士をされていた時期があるそうで、ケーキやマフィンなど、おいしいものの手作りの時間も楽しんでいるそうです。



古民家「隠居屋(IN Kyo-Ya)」は「さまざまな人がつながる場」をコンセプトに、レンタルスペースとして開放しています。地域で出会った仲間と運営する子ども食堂「はなしま みんなでごはん」では、季節に合わせたメニューで食事を楽しんだり、イベントも開催して子どもから大人までもが楽しめる場を目指しています。今は大勢で食べるのが難しい時期なので、予約制でお弁当を提供しています。



古民家マルシェやジャズの演奏会もあるんですよ。この広間に人が集い楽しい時間を共有することで、つながりの輪が大きくなっていくといいですね。

石井さんは言います。「人一人ができることって限りがあるけれど、周りの方たちと協力し合うことで、アイデアやパワーは何倍にもなると思うんです」

「自分が住む街を、より住みやすい街にしていきたい」。それは誰もが抱く自然な考えのように思います。その思いに共鳴し合ったとき、善循環が生まれるのでしょうね。

これからも、こちらの古民家から目が離せません。


この記事のカテゴリー: 松戸 グルメ, その他, サロン・ギャラリー, カフェ

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