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八柱駅近くの、食事もできる喫茶店

こんにちは! 新京成沿線在住30ウン年のヴィッキーです。

今日は八柱駅から2、3分の所にある老舗の喫茶店をご紹介しましょう。

この地で40年以上も営業を続けている「たかなし」さんです。

ドアを開けると 、オフホワイトの壁、ヘリンボーン模様の木の床、ほんのり灯る照明、ベルベッド調のイスやソファ…。

まさに“The 喫茶店”という趣です。あー、こんなお店久しぶりだな~。

メニューに目をやると、驚くほどの品数! その内容も流行りのカフェチェーンとは全然違います。

焼きそば、カレー、ハヤシ、オムライス、カツ丼、カツカレー、ヒレカツ、アジフライ、ドリア、グラタン、各種スパゲティ、各種ピラフetc. まだまだあって書ききれません。

もちろん、飲み物のラインナップも豊富。デザート類は各種ケーキからあんみつまで、和洋どちらも取りそろえています。

 

 

11:30(土日祝は11:00)~14:30までのランチメニューから、サンドイッチセットをチョイスしてみました。

サラダ、ポテト、プチデザートが付いたワンプレートで、サンドイッチの具は好きなものが選べます。

ここにコーヒー、紅茶、ジュースなどの、好きな飲み物が付いて780円。パンはしっとりふんわりで、マスタードがほどよく効いています。

 

↓もランチメニューのひとつ。ナスとひき肉のトマトソーススパゲティです。

こちらはスープ、サラダ、飲み物付きで900円。

 

 

喫茶店の食事といえばオムライスもはずせませんね。

玉ねぎ、マッシュルーム、にんじんなどのケチャップライスを、柔らかすぎず、固すぎずの卵で包んだ上品なお味でした。

 

店の奥にはカウンター席が。コーヒーはサイフォンで入れてもらえます。

甘い香りが漂う中、カウンターに座ってコーヒーができるのを眺めていると心が落ち着きます。

 

 

マスターご夫婦にお話をうかがってみました。

このお店は奥さまのご両親が40年以上前に始めたそうで、八柱周辺でも歴史の長い店です。

穏やかで物静かなお二人からは謙虚な姿勢が感じられ、長年続くお店の秘訣がわかる気がしました。

マスターは洋食店やとんかつ店で修行し、それが今の豊富なメニューにつながっています。

初代ママにも登場していただきましょう。現在も元気でお店に立たれています。

「開店当時は新京成の駅ビルもなく、平地の改札口から人がどんどん流れていたんですよ」と貴重なお話がポンポン飛び出します。

当時も喫茶店は数件ありましたが、喫茶店として今も営業を続けているのはこちらだけ。

「昔のお客さまが次第に少なくなるのは寂しいけれど、でも新たな常連さんも増えて、若い男性の常連さんもいます。私はその話し相手よ」と笑います。

そして、なぜか店内に鎮座する電話ボックス。これはピンク色した公衆電話、通称ピンク電話の名残です。懐かしい~~。

「昭和の頃は喫茶店で打ち合わせや商談をする人も多かったですね。携帯がなかったから、よくピンク電話に呼び出しの電話がかかってきたものです」

 

 

喫茶店のお約束、漫画本&新聞コーナーもありますが、きちんと整頓されていています。

水彩画や壷もそこここに。

 

朝8:00からのモーニングもあり、いろいろな時間帯に自由な使い方ができるのもこのお店の特長。

友だちとおしゃべりしたり、がっつり食べたり、一人でぼーっとしたりと、お店を使いこなしてみてはいかがでしょう。

味の好みや苦手な食材などがあれば、遠慮なく伝えて下さいとのことでした。

小人数やグループのための、お茶会プラン(1500円)や宴会プラン(2000~2500円)も用意しています。

 


この記事のカテゴリー: 八柱JR新八柱 グルメ, カフェ

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