2018.12.26
こだわりのハンバーグに合うワイン、そろっています。夜はバルの気分でどうぞ♪
今回は、新京成線で終点の松戸までやってきました。うっかり乗り過ごし!がないから気が楽です。
ハンバーグのお店「Flying pig」さんです。
ここにお店を出す前にハンバーグ専門店で働いていた店主の伊野さんが、迷わずハンバーグを看板商品に決めたのは
「誰もが好きだから。」
シンプルな理由であり奥が深いと思います!
ハンバーグはもちろんラーメンとかカレーの存在って絶大で、大体の人が好む食べ物ですからね~。
推しのハンバーグは「プレーンハンバーグ」。
初めての人にはまずこれを、と伊野さん。
桜島美湯豚(さくらじまびゆうとん)という銘柄豚が、おいしいハンバーグの元となっています。
ミネラルを豊富に含んだ天然温泉水で飼育されているので、脂身にクセがなく甘味を含みます。
ストレスフリーに育った豚さんの身はおいしいに決まっています!
そこに合鴨のお肉を加えるとコクのあるハンバーグに仕上がるそうです。
これが店名の「フライングピッグ~空翔ける豚~」なんですね。
ハンバーグのソースは4種類で、あっさりしたものからコクのあるものまで選べます。
私は、香味野菜と完熟トマトソースでオーダーしました。
わぁ~!
見た目もおいしそうですが、口に含むとお肉の重厚な感じよりもあっさりとした軽さが勝っています。
私が黙々と食べていると、パクパクいけません?と声がかかりました。
ハっ!!つい真剣にハンバーグと向き合っていました…。
いけます~。食べ進みますねこれは。
おいしくて今、豚さんに感謝して食べていました。
食感は軽いけど満足感があるのは、合鴨とのコラボによりコクが生み出されたから。
「女性のお客さま受けがいい味にしたい」という軸が、食べやすさにつながります。
くさみが無くスパイスも最小限で済むから、さらに胃にやさしいんです。
実は伊野さん、豚肉をメインにしたおいしいハンバーグを目指して、何十種類もの豚の銘柄を6年ほどかけて試作を繰り返してきたそうです。
そして3カ月のラストスパートで絞り込んだといいます。
ハンバーグはプレーンハンバーグのほか、
・ピンク&ブラックペッパーハンバーグ 1,100円、
・3種のチーズinハンバーグ 1,200円
などもあります(価格は税込み)。
ところで、外観のカワイさが目立っていたので、店内も期待してもぐもぐしながら見渡していましたが…。
飾られた絵もいい感じなんです。
お店のオープン前にパリに滞在して、パリのお店や景色の写真を参考にして自分の店のイメージを膨らませました。
外の看板は妻が作ってくれたんですよ。
奥さまはソムリエの資格をお持ちで(この日はご不在でした)、週に4日ほどお店に立つそうです。
夜は照明をぐっと落としてキャンドルの灯りでバル風に、ワインなどお酒をより楽しめるようにと11月からはメニューを一部新たにして、前菜を増やしたそうです。
ハンバーグにワインもいいですし、前菜に合うワインをソムリエの奥さまに聞けるのもうれしいですね。
前菜には、「自家製ソースの2種類鮮魚盛りカルパッチョ」850円~
合鴨生ハム、豚もも肉の生ハムなど「4種お肉の盛り合わせ」900円まで、他に400~500円の小皿前菜もあります。
またお一人さま3,250円で、好みの料理をチョイスできるお得な「セレクトコース」はいかがでしょう?
自家製サングリア(赤・白)はグラスで580円、ボトルのワインは2,800~3,500円まであり、メニュー以外にもソムリエおすすめのワインを楽しんでください♪
女性が喜ぶハンバーグがあるなら、デザートにも工夫があるはず!と思い、温かい紅茶とシフォンケーキもお願いしました。
ラム酒の香るシフォンケーキに和栗のジェラートを乗せたデザートです。
ランチタイムには+450円でカフェ&デザートもありますよ。
食べ応えのある「Flying pig特製・大人のかぼちゃプリン」や「ガトー・オ・ショコラ」は600円です。
お休みの日は、イタリアンやフレンチのお店に足を運ぶことが多いと伊野さん。
オフを楽しみながらも仕事の上で参考にしたいことが見つかるので、勉強になるといいます。
8月で丸3年になり、続けて来てくださるお客さまも増えました。出会いがどんどん広がって、
そのツールとして料理があることは、とても幸せなことだと思っています。
ここでは料理やお客さまに対する愛情を感じます。それがおいしい料理と居心地の良さにつながるんじゃないかな。
松戸に用事をつくって立ち寄りたいお店になりました(^^