2018.06.13
第70回新京成沿線健康ハイキング〜新緑を求めて 常盤平から21世紀の森と広場と近隣の公園散策〜
2018年5月19日(土)
例年よりも暖かさが感じられる中、
「第70回新京成沿線健康ハイキング」が開催されました。
くぼさとは、今回で4回目の参加です。
日々運動をしてこなかったここ数年。
取材に伺った昨年の第1回目は、完歩後、足まわりがピクピク状態でした。
しかし、回を重ねるうちに、多少運動不足が解消されたのか、今は健脚になりつつあります。(自負)
さて、今回の新京成沿線健康ハイキングのテーマは
「新緑を求めて 常盤平から21世紀の森と広場と近隣の公園散策」です。
スタート地点は、新京成・常盤平駅北口から徒歩3分のところにある
「ひまわり公園」です。
今回は、ここがスタート&ゴール地点になります。
いつものように、スタート時間は、朝9時から10時までの間に集合。
天候は暖かい晴れ。春の心地よい雰囲気の中、朝9時半に新京成・常盤平駅に到着です。
ひまわり公園には続々と参加者が集まっています。
参加者には、開催回がプリントされたオリジナルピンバッジをプレゼント。
参加者の中には、リュックやウェストポーチに、
過去開催されたピンバッジをつけている人もよく見かけますね。
さらに、暑さ対策と水分補給用に飲みものがプレゼント。
新緑を求めて、さぁスタートです。
「新京成沿線健康ハイキング」の良いところは、
休憩ポイントの公園や施設内にトイレ・ポイントがあることです。
今回のルート上には、トイレ休憩もとれる公園や名所が7箇所ありました。
毎回2,000名強の参加者がいるので、コース設定を行っている人の心配りがとってもありがたいですね。
しかも、松戸市の公園内には衛生的なトイレが備わっているところが多いので、
そこもまたポイントが高いですね!
ひとつめの休息ポイントは、約1.6キロあたりにある
「ペンギン公園」
ふたつめの休息ポイント
約2.3キロあたりにある
「小金原公園」
公園内を抜ける通路が広めに取られています。
このあたりには帝国ホテルシェフでフランス料理を日本に広めた伝説のフランス料理シェフ、
ムッシュ村上こと村上信夫さんも住んでいたという住宅地です。
また、公園近くには自家製コロッケやメンチカツなどのお惣菜が大人気、
おいしい牛肉をお手頃価格で提供する「肉のタムラ」もあります。
さっそく、お昼ごはん用のメンチカツとコロッケをゲットしちゃいました!
さらに歩くこと5分ほど・・・、
今や全国レベルの人気ベーカリー「ツオップ」もあります。
ランチ用にパン好きなハイキング参加者が、立ち寄っていましたよ。
北上すること約1キロ。
日蓮宗の「了源寺」(りょうげんじ)、一休みポイントです。
古い路地で普段通らない路沿いにありました。
普段行かない道路も、ハイキングルートで通ると、
隠れた松戸の名所が楽しめます。
女性グループも多く、このハイキング開催を
いつも楽しみにしているそうです。
スタート地点から約4.4キロ地点にある
「根木内歴史公園」(ねぎうちれきしこうえん)。
松戸という場所は、戦国時代頃からとても重要な場所で、名所旧跡が数多くあります。
この「根木内歴史公園」は、下総国葛飾郡小金周辺を統治していた高城氏(たかしろし)が築いたお城跡です。
今も空堀、土塁、郭などが残っていて、2006年より松戸市が歴史公園として保存しています。
「根木内歴史公園」を出るとすぐ国道6号交差点。
渡ってしばらく上り坂を歩くと左手に「小金公園」(スタートから5.1キロ地点)があります。
この「小金公園」は、近隣住民の声を聞きながらリニューアルをおこなったそうで、
世代を問わず使い勝手の良い公園に仕上がっていましたよ。
起伏の差を上手に利用し、安全面に考慮したスロープ道路なども新たに設置してありました。
ハイキング当日、ここで昼食タイムを取る人が結構いました。
「小金公園」の休憩を終えて、再びウォーキング。
すると、交差点の上に商店街の表示看板が….
むむむ~っ、ハワイ通り商店街?
松戸にハワイって・・・、どこにそんな雰囲気が???
実は、昭和44年頃、このあたりは日本住宅公団によって開発されたエリアで、
JR北小金駅から続く商店街の中央分離帯にシュロ(椰子の一種)が植えられていたことから
「ハワイ通り商店街」と名付けられたのだそう。
残念ながら、現在は、格段に交通量も増えたことから中央分離帯が外されて、
シュロの植え込みはなくなってしまいましたが、通り名は今も健在なんだそうです!
さーて、そろそろ、ハイキングも後半戦です。
スタートから約5.8キロ地点にある「東漸寺」(とうぜんじ)に到着です。
530年の歴史を持つ浄土宗のお寺です。
樹齢300年以上のしだれ桜や、参道の厳かな雰囲気が味わえます。
「お寺でコンサート」は、20年以上も続いている催しで、周辺の住民に親しまれています。
(2018年度は終了・情報は東漸寺のHP上で告知しています)
自然が残る小径を歩くのは、とっても心地よい気分です♪
しばらく歩くと、
2002年に松戸市の特別保全樹林地区の「関さんの森」です。
2.1ヘクタールの屋敷林をそのままの状態で保存してある貴重な場所です。
ハイキング参加者の中には途中寄り道して、中を散策している人がいましたよ。
ここからは、緩やかな下りで再び国道6号を渡り、元松戸市北部市場跡を右折し
上り坂をえっちらおっちら頑張って歩きます。
さて、最後の休憩地「21世紀の森と広場」です。
東京ドーム11個分の広大な敷地内は、自然環境を優先した公園。
園内の池周りを抜けていく途中に
「千駄掘池」という看板が。
ここには湧き水があり、ここの池に溜まっていきます。
またコスプレ可能(許可申請書提出が必要)な公園なので、
国内外からわざわざここで私的撮影にくるコスプレイヤーも多いとか。
さーて、そろそろゴール間際。
千葉西総合病院脇を抜け、常盤平駅北口方向を目指します。
・・・
ふぅ~、お疲れ様でーす!
今回のコースは、多少の起伏がありましたが、
歩道がとても歩きやすく、休憩ポイントも
緑がふんだんにあって心地よく楽しめました。
ゴールすると完歩のシールを1枚いただけます。
4回参加すると、記念品がもらえるんです。
また、ゴールの場所「ひまわり公園」では、踏切での閉じ込め回避用啓蒙活動もおこなっていました。
新京成沿線に住んでいる人たち、そして沿線に興味を持っている人たちが、
歩きながら自然と名所を巡る「新京成沿線健康ハイキング」。
毎回完歩すると、次回はどこかなぁと楽しみになります。
これから暖かい季節になるので、
まだ未体験のみなさん、ぜひ参加してみてくださいね。
この記事のカテゴリー: 常盤平 新京成沿線健康ハイキング, イベント