2017.10.04
鉄道模型コンテストで全国4位‼︎
船橋東高等学校の鉄道愛好会が作った力作
新京成線沿線は、中・高・大学の秋の文化祭真っ盛りの季節。
家族や卒業生、近隣住民に活動内容を知ってもらう格好の機会です。
今回、新京成線沿線から数多く生徒が通っている千葉県立船橋東高等学校「第44回 飛翔祭」へ行ってきました。
1972年創立の県立高等学校
「飛翔祭」は44回開催されています
この船橋東高等学校は、全国レベルの吹奏楽部をはじめ、県大会やインターハイに出場する山岳、空手道、陸上各部など、 文武両道をモットーとしている高校です。
さて今回、足を運んだきっかけは「鉄道愛好会」です。
↑コンテスト表彰を展示
↑完成度の高さで大人からも質問が
↑操作を教えたり、作品説明していました
県立船橋東高校の「鉄道愛好会」は、現部長の増田龍音くんが入学して作った会。
高校で正規の部活動として認めてもらうため、校外活動で実績を積もうと考えたそうです。
この「全国高校鉄道模型コンテスト」に参加するため学校から愛好会での活動許可を得て、2016年度から出場しました。初年度は参加賞。
↑2016年の初参加作
出場2回目の2017年、東京ビッグサイトで開催された鉄道模型の甲子園「全国高校鉄道模型コンテスト2017」では、なんと全国4位相当の「加藤祐治賞」を受賞しました。
「加藤祐治賞」とは、Nゲージを世界的に広めた「KATO」の創業者名が付けられたとても名誉ある賞です。
↑「加藤祐治賞」の賞状とクリスタルトロフィー
参加校数150校、常連の私学高校を抑えての快挙だそうです。
2017年の船橋東高等学校が受賞した作品は「古里の秋」
↑こだわって作ったポイントを表記
高校生で予算も限られた中、100円均一ショップの商品を加工し、総予算5,000円、制作期間約半年で作り上げた力作です。
なにがすごいかというと、線路や電車以外は既製品を使わず、ほとんどオリジナルで作り上げた点です。
「上位の常連私立高校をおさえて、公立普通高校の入賞は素晴らしい」と、主催者からのコメントもいただいたとのことです。
新京成沿線にある船橋東高等学校の「鉄道愛好会」、このがんばりを後輩たちが受け継いでくれるといいですね。
追記情報
この鉄道模型の受賞作品「古里の秋」は、県立船橋東高等学校内に保管され展示する予定です。
一般公開するかは、現状未定です。
鉄道愛好会の主要メンバー。
左から2年生橋本くん、3年生部長の増田くん、2年生岩澤くん。