2015.06.25
展示会『終戦70周年 軍郷から学都へ』
今日は、ちょっと足を伸ばして
京成大久保駅まで♪
駅から徒歩12分の
「習志野市市民プラザ大久保」に来ました☆
目的は、6/19~7/3まで開催されている
「終戦70周年 軍郷から学都へ」
と銘打たれたコチラの展示会!
習志野には1900年に騎兵旅団が創設され、
1945年の終戦から1950年代にかけて、
その跡地には、大学が次々と開設されました。
今では東邦大学や日本大学に通う学生でいっぱいの
「学都」に発展しています。
その歩みを、
写真や資料をたくさん展示し
ていねいに紐解いていくのが、
今回の展示なのです。
米軍による習志野市の空撮写真や
マッカーサーが載っている当時の新聞記事など、
資料の充実ぶりがすごい…。
「よく集めたなあー!」というのが率直な感想です!
ちなみに手前下の長い紙は、玉音放送の全文!
6/20(土)には、
「昭和20年代の日本」「騎兵14連隊跡にあった”大学”」
「黎明期の東邦大学」をテーマに特別講演会が行われ、
なんと100人もの方が訪れたのだとか。
写真や記憶を頼りに、
当時の商店街の地図も復元!
1964年、東京オリンピック直前に起こったコレラの発生と、
当時の混乱ぶりが分かるニュース映像もありました。
1950年代の週刊誌やスポーツ雑誌、
映画雑誌などの展示も☆
こ、これは…蓄音機!
他にもタイプライターや古いカメラ、
万年筆、切手、英語の辞書など
当時の生活に思いを馳せられるお宝がいっぱい!
個人が提供した写真の中には、
当時、大学が合同でよく行っていたダンスパーティの様子や、
近隣の保育所の模様などもあり、
歴史的事実だけでなく、
人々の暮らしがどう復興していったかも伝わり
見入ってしまいます。
ほとんどの資料、展示品は、
写真中央の岡田さんを中心に
携わったスタッフが個人的に集めたもの。
その労力には頭が下がります…!
さて、市民プラザ大久保には
自習スペースもあり
テスト前の学生たちでいっぱいになることも。
隣のロビースペースは飲食もOK!
そのほかにもスタジオや交流スペースがあり
映画鑑賞会やコンサート、
乳幼児とお母さんのための交流会や
ヨガなどのサークル活動が行われています。
「サークルに入るのは大げさ…」という方たちのため、
岡田さんは、遊び仲間づくりの手助けをする
「プラザ大久保倶楽部」(原則無料)という活動も始めました。
地元に根ざした活動がいっぱいの「市民プラザ大久保」、
近隣の方は、ぜひ足を運んでみてください☆