新京成の初富駅のほど近く、去年の夏にオープンしたお店があります。「パティスリー シュ アジカ」さん。オーナーご自身とパートナー、お二人の名前の造語を店名にしたそう。すてきな由来ですね。

オープンしたばかりのおいしいケーキ屋さんが近くにある、と以前この辺りの飲食店の方がお話していました。ショーケースのケーキから焼き菓子まで、全体が見やすくコンパクトに配置されているのがわかります。

出入りするお客さまは、地元の方が多いようでした。遠方から車でお越しの方もいらっしゃるそうで、駐車スペースがあるのは安心ですね。お持ち帰りの方がほとんどですが、イートインされるお客さま向けに、飲み物はコーヒーなどシンプルなものをお出ししているそうです。

ひと息つこうとイートインスペースをお借りして、ケーキと温かいコーヒーをお願いしました。こちら「季節のタルト」です。

寒い冬を越した先にある春が、すぐそこにある気分。イチゴを見ると、なぜかウキウキします♪タルト生地の口当たりが軽くて、ペロリと食べてしまいました。ほど良いイチゴの酸味も、おいしさを引き立てます。

さて、ショーケースにはどんなケーキが並んでいるのでしょう？気になる名の「初富プリン」。見た目からすでにおいしそう！

「和栗のモンブラン」と「ショコラノワール」。コーヒーや濃いめの紅茶によく合いそう。

「クラシックショコラ」。ショコラ系の中では、こちらも外せません。

「イチゴショート」。ケーキを選ぶとき、どうしても最初にこれを探してしまいます。

ホールケーキの気分が高まるのは、特別な日でしょうか。

オープンから半年も経っていないのに、お客さまと親しげにお話しされているのが印象的で、お店の雰囲気が和やか。

「お客さま一人ひとりが持つ特別な日を、シュ アジカのケーキを通して共有できたら、と思います。接客にも気持ちを込めたいので、いらっしゃる方々のお顔やちょっとした会話を覚えることにも、気を配るようにしています」

こうしたことを常に心がけるのは、容易ではないと思います。ふと振り返ったとき、シュ アジカさんのファンがいつの間にか増えているのかもしれないですね。