2023.09.13
「ちょっとひと休み」に。街道沿いのカフェ
北総線「大町」駅から徒歩4分にあるCAFE KANBE(カフェ カンベエ)さん。通称「大町梨街道」と呼ばれる、市川の動植物園とつながる国道沿いにあるお店です。くぬぎ山駅からも歩いて15分ほどで行くことができ、電車でも車でも便利な場所です。
そういえば、私は以前にこの辺りを、新京成のイベント「沿線健康ハイキング」で散策したことがあります。
CAFE KANBEさんは、梨農家の勘兵衛園さんが運営するカフェです。
千葉県の梨は全国的にも有名ですね。発祥の地は市川の八幡(やわた)で、徐々に市川の街道沿いへも伝わり、その流れは白井や船橋へもつながっています。
「この辺りは標高が高く水はけが良いので、梨づくりに好立地。強い日差しと降水量が適度にあった今年の夏の天気が、さらに梨をおいしくしていますよ」と勘兵衛園の8代目園主・石井さん。
昔から梨の直売所が連なるこの街道にカフェができ、立ち寄る方々にとってはオアシスのような場所になったのでは?
CAFE KANBEさんはまずジューススタンドから始めて、テラス席を併設し、食事メニューも増やしていったそうです。
梨のシャーベット、それに梨を使ったピッツァとホットサンドイッチもあるんです!どれにしようか迷ってしまうメニュー表…。スタッフの皆さんが、メニューの考案に工夫されているのが伝わります。
テラス席に通ずる出入口。オーダーをしたので、ちょっと休憩しましょうか。番号札を手に、スタッフの方が運んでくれるのを待ちます。
自然を感じながらホっとひと息。青いネットの向こうは、広大な梨畑です。
勘兵衛園さんでは環境への配慮から、土づくりを自ら行っています。3~5年で効果が出始める有機肥料の土は、即効性こそないですが、長い目で見て土の健康を維持するといいます。
さて、私がお願いした梨のシャーベット、どんなお味なんでしょう?
梨をちょうどいいサイズで残したシャーベットです。こんなの初めて!ごろんと入った梨が、口の中でシャクシャクと音を立てます。氷の食感が強めのシャーベットとはまた違ったおいしさです。
続いて梨のピッツァ。梨づくしですね。塩気とほどよい自然の甘味が合わさり、意外なおいしさです!パクパクいけちゃいますね~。
夏の喉の渇きを、いっきに潤してくれるみずみずしい梨。ちょっとしたプレゼントにもぴったりな、梨の小袋がかわいい!おうちで味わう分も欲しくなります。
テラスで気持ちのいい風に吹かれて、ゆるやかな時間を過ごせるカフェですよ。ついつい、長居してしまいそう(^-^)
CAFE KANBE(カフェ カンベエ)
Address
千葉県市川市大町230
Tel
047 337 8636
営業時間
営業期間:5月〜10月
営業時間:10:00〜17:00(ラストオーダー16:30)
定休日
定休日:月・火(祝日を除く)