京成バラ園さんで、開催されている「ジョイ・オブ・ローズフル ガーデン」（10月7日～11月23日）。ハートの女王の展望台とアリスのブランコ…！？この秋は、バラ園で「不思議の国のアリス」の世界観を楽しみたい！

最寄りの駅からは徒歩15分ほどということなので、お散歩気分で歩いてみました。東葉高速鉄道八千代緑が丘駅を降りると、京成バラ園までの遊歩道が続くので、途中の案内看板を見ながら進むと安心です。

路線バスも出ています。

真っ先に展望台を探します。わわっ！実際に上ってみると思ったより急ですね、ここは慎重に…。

アリスのブランコは、展望台と一体になっているんですね。とても夢のあるロケーションなので、ご友人と写真を撮り合う方々の光景を何度も目にしました。それに小さなお子さんも喜びそうですね！

「冬の寒さから目覚めて一気に咲き誇る春バラと違い、濃い色彩と香り高さを、長い期間楽しめるのが秋バラなんです」お話くださったのは、ガーデンセンターの店長の武内さん。秋はちょうど「アンコール ブルーム」と呼ばれるシーズンで、春のローズガーデンとはまた違う、バラの趣を感じられるそうです。

たくさんの種類のバラを、一度に見るのは初めての私。バラの名前や見た目が珍しいと思った種類をご紹介しますね。

「感謝」

京成電鉄の創立100周年の記念のバラです。葉っぱのグリーンに、白がよく映えますね。

「ジェミニ」

どこかで聞いたことのある…？と思ったら、12星座の占いで目にしていました。自身の星座だったので、アンテナにかかったのでしょう。2色のグラデーションが美しい、海外でも有名な品種だそうです。

「バレンシア」

…とくればオレンジ。想像できるのはこの色しかありません。バラの花の色から、名前を連想するのも楽しいかもしれませんね。

「和音（わおん）」

淡い黄色から白へと変化する色合いから、折り重なる和音をイメージしたのでしょうか。

「マリアテレジア」

イチゴミルクのようなかわいい見た目！凛としながらも伝わってくる優しさは、女帝の名にふさわしい。

肌寒いこの季節がやってくると、よく耳にします。ワイン好きな方はご存じでしょう「ボージョレ・ヌーボー」。バラにも毎年「ローズ ヌーボー」があるそうです。今年の品種の中から、気になるバラをご紹介。

「ベビー アイスバーグ」

これぞバラ、なゴージャスな雰囲気に対して、コンパクトな品種でひと味違いますね。

「スマイル ハニー ローズ ／ くまのプーさん」

プーさんが好きなハチミツの色をイメージした、かわいい黄色のバラです。名前のとおり、パッと笑顔の花が咲いたようです。

ワインの話をしていたら、深紅のバラをご紹介したくなりました。

「ディープ ボルドー」

ワインと赤いバラの花束がイメージできるような…、情熱的な赤！

「オリンピック ファイアー」

少しオレンジがかった小ぶりな品種。やはり赤いバラは存在感を放っています。

ローズガーデンを散策していると、大温室がいくつかあります。その一つにある「ブリリアント ツリー」は、花や果物に彩られたメリーゴーランド。小さなお子さんには特に人気です。

バラを愛でながら、思い思いの散策をする皆さん。ローズガーデンは、園内を手入れするスタッフの皆さんのおかげで、美しく維持されています。だから、バラはもちろんガーデン全体を堪能できますよ。

わぁ～っ！奥の小道へと進むと、こんなに気持ちのいい景色が広がりました。

小腹がすいたな～、と思っていたらこのタイミング。うれしい♪

おすすめのアイスクレープブリュレは、売り切れでした(;´Д`)一歩遅かったかな？冬に近づいているとはいえ昼間は日差しが強めなので、広大な園内を散策していると、アイスがおいしそうに見えますね。チャンスがあればぜひどうぞ（時間帯や日によって、出店するお店も変わってきます）。

そろそろ日も傾いてきたことだし、帰り道の方向へ…、おや？「ローズショップ」。なにやら気になるお店です。

その名のとおり、バラに関わるグッズがぎっしり詰まったお店なんですが、私はこれらのアリスグッズに反応してしまいました。

不思議の国のアリスのキャラクターたちの導きで、楽しい散策ができたのかも…？ガーデンの自然を感じながら、お気に入りのバラを探すのは楽しいですよ！

詳しくは京成バラ園公式サイト
https://www.keiseirose.co.jp/garden/