こんにちは、マリです！

今回は松戸駅西口から徒歩3分の所にある隠れ家カフェ「ym.」さんにお邪魔してきました。

場所は雑居ビルの2階。看板も小さいので、「知っていなければたどり着けない」隠れ家カフェになっています。

階段を上った先にあるブルーグレーの扉を開けると…。

広々とした居心地の良さそうな空間が広がっていました！

シャビーな建具にアンティークないすとテーブル。どこを撮っても絵になるオシャレさです。

2019年12月にオープンしたym.さん。

実はわたくしマリ、ym.さんというすてきなカフェがこのあたりにあることは知っていたのですが、方向音痴なものでなかなかたどり着くことができず…。今回の取材で、やっと訪問することができました。

松戸駅から徒歩3分という好立地とはいえ、なかなか入り組んだ場所の雑居ビル。しかも2階。なぜここにカフェを開こうと思ったのでしょうか？

「ビルの外観に、なんだかビビッときちゃったんですよね」

教えてくださったのは、フード担当の本庄さんとスイーツ担当の渡邉さん。

もともとym.さんは、曜日で店名とオーナーが変わる八柱のカフェ「One Table」の間借り営業から始まったそうです。「One Table」を卒業して独立する際、たまたま見つけたのがこのビルだったそう。

「ろくに中も見ないまま、ここにしよう！と強く思いましたね。当時、中はよくある普通の事務所で。改装工事をしてカフェにしました」

「看板メニューのようなものはありますか？」と尋ねると、「特にないんです」と笑うお二人。

「2人で力を合わせて作っているので、全部が自慢、全てが看板メニューのようなものです。来ていただいた方に、そのときの気分で選んでいただければ」

どうやらこの「気分で」「ビビッと」がお二人の口癖の様子。早速私も「気分で」メニューを選ばせていただきました。

フードメニューはカレーをチョイス。

こちらのカレー、月ごとに種類が変わるそうです。8月の取材時は、ピリッと花椒をきかせた「チキンとトマトのカレー」でした。たっぷりパクチーがのっていますが、注文時に「パクチーをのせても大丈夫ですか？」と聞いてもらえるので、苦手な方も安心です。

カレーはもちろんなのですが、この古材のカウンターと紺色のタイル！つい写真を撮りたくなってしまいます。どう撮ってもサマになる！

スイーツは「桃のグラスショートケーキ」と「梅とスパイスのシロップ（ソーダ割り）」をチョイス。

大きな桃のコンポートがのった写真映えするグラスショートケーキ。甘くてジューシーな桃の果汁をふわふわのスポンジにたっぷり絡ませながらいただきます。パフェとしては小ぶりのサイズ感ですが、大満足の食べ応えです。

スイーツは常時3〜4種類用意されているそうですが、この夏は過去最多の6種類がラインナップ。この「桃のグラスショートケーキ」や、「日向夏のレアチーズケーキ」など、つるんとした喉越しのスイーツがたくさん用意されているそうです。

自家製シロップも季節ごとにラインナップが変わるそう。新しいメニューが出るたび通いたくなってしまいます。

店内では不定期にイベントも開催されているのだとか。取材時点では、8.20-21に行われたシルバーアクセサリーの展示販売会「フタリテン」の告知がありました。

他にも出張花屋さんが来たり、逆にym.さんがイベントに出店することもあるそうです。

開店から2年半のym.さん。「これからどんなお店になっていくんですか？」とお尋ねすると…。

「私たちだけでは難しいかもしれないですが、松戸を盛り上げたい。お客さまが松戸に行くきっかけになるお店にしていきたいな、と思っています。でも、一番楽しんでいるのは私たちかもしれません」

お二人の「ビビッと」を詰め込んだオシャレな隠れ家カフェ。これからどんな風に変わっていくのか、楽しみです。