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博物館で松戸3万年の歴史をたどる

松戸には、飲食店をはじめ気になるスポットがたくさんあります。緑豊かな環境のなかにある「松戸市立博物館」まで、八柱駅からバスを使って向かってみましょう。

この日は「イランの技とデザイン」と題した資料展が開催されていました。(現在は終了)奥井俊美氏により寄贈された、数々の資料が展示されています。

コレクションの中心を占めるイスラーム陶器のほとんどは、現在のイラン・イスラム共和国に相当する地域で作られたと考えられています。

中央の水差しは、12世紀後半~13世紀前半の陶器です。新しい胎土の出現と技術革新により、複雑な造形にも適した陶器が生み出されました。


釉薬(ゆうやく)の変化によりもたらされた、鮮やかなターコイズブルー。12世紀以降のイスラーム陶器を象徴する色です。

ランプの精が現れそうな…?「アラジンと魔法のランプ」のお話を想像してしまいました。

ガラス玉にも色々な形があるんですね~。この日は、ガラス玉を手作りするワークショップがあるということでした。

ぐるりと一巡する総合展示は、松戸の歴史が順を追ってわかるようになっています。

「都市へのあゆみ」のゾーンで、常盤平団地の住まいの様子を見学してみます。

松戸の農村地帯が、洋風な生活様式へと変化した先駆けがこの団地なんですね。

冷蔵庫やテレビの家電製品をそろえることは、当時の新しい暮らしの一つでした。

さて、場所を移動すると…「二十世紀梨の誕生」という展示がありました。二十世紀梨は明治21(1888)年に、現在の松戸市大橋で発見された品種です。

こちらは保存処理された原木です。今ではすっかりおなじみの松戸の梨は、明治の時代から受け継がれてきたんですね。

「ガラスのビーズ作り」のワークショップがありましたので、こちらも見学してみました。

イランの技とデザインの展示にもあったガラス玉。熱をかけながらじっくり回していると、ガラス玉の形に変化していきます。

親子で参加するのも楽しそうでしたよ♪自分で作るガラス玉は、宝物になりそうですね。

野外展示「縄文の森」には、復元竪穴住居があります。お天気も良いので、散策してみました。

入口から見ると、このような空間になっているんですね。

松戸市立博物館では、松戸の歴史を太古の昔から現代まで効率よくたどることができました。数々の展示物から、何か発見があるかもしれませんよ。

松戸市立博物館

Address

千葉県松戸市千駄堀671番地

Tel

047-384-8181

営業時間

9:30~17:00(入館は16:30まで)

定休日

毎週月曜日(祝・休日にあたるときは開館、翌日休館)


この記事のカテゴリー: 八柱 その他, アクティビティ情報, 記念館・博物館・映画館

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