2021.08.03
街のおなじみコーヒー豆屋さん
新京成の新津田沼駅とJR津田沼駅の間に位置する「珈琲豆のおおつか」さん。
4代目店主の大塚さんが、この地でコーヒー豆の販売を始めて10年が経ったそうです。お客さまの顔を見ながらの商売を軸になさっている大塚さん。
大体はいらっしゃる方々が曜日ごとに決まっているので、コミュニケーションを取りやすくしたいと、スタッフのローテーションを工夫しています。そのお心づかい、ほっとします。
この辺りは飲食店が立ち並び、同業の有名チェーン店がいくつもあります。そんな中で、コーヒー豆の販売とイートインのできる個人店は意外と無いため「うちだからこそできる事を」と日々創意工夫をなさっています。
「カスカラ」を使った商品がその一つ。コーヒー豆を覆うコーヒーチェリー(コーヒーの果肉)を乾燥させてお茶にしたり、凝縮させてシロップにしたもので、まだ日本では珍しいそうです。カスカラティーを試飲させてもらったら、さっぱりしたお味でほのかにフルーティー。暑い日には、冷やして飲むのもお薦めですよ!
もう一つ気になるものが…。「ドリップバッグコーヒーゼリー」!これも夏向きの商品ですね。試してみたくて、即買いしてしまいました。
ドリップバッグの中に、挽いたコーヒー豆とゼラチンがちょうどいい分量で含まれているので、いつもの要領でコーヒーを淹れて漬けるだけ。粗熱を取って、冷やし固めれば出来上がりです!
近頃は在宅ワークに伴う通勤者の減少で、おうち仕事の合間に、息抜きコーヒーをしにいらっしゃるお客さまが増えているそうです。そして通勤途中に寄ってくださっていた方々が、今まで通りコーヒー豆を買い求められるようにと、最近になって始めた通信販売。常連のお客さまへの思いやりを感じます。
「時代が流れ生活スタイルに変化があっても、お客さまの顔がわかるお付き合いは、これからも変わらず続けていきたい」
大塚さんのお話から、地域に根ざした温かい想いを感じることができました(^-^)
珈琲豆の おおつか
Address
千葉県船橋市前原西2-13-13
Tel
047-455-4750
営業時間
現在、営業内容が変更となっております。
営業時間:平日11:00~19:00 土・日・祝日11:00~18:00
営業内容:珈琲豆等販売と平日の店内喫茶(土・日・祝日の店内喫茶は自粛)