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戸定邸のお膝元で、粋に味わう千葉の蕎麦

こんにちは! 新京成沿線在住30ウン年のヴィッキーです。

松戸の名所と言えば、水戸徳川家の別邸「戸定邸」ですよね。
建物と庭園が国の指定名勝となっています。
その名にちなんだおそば屋さんを見つけました。
松戸駅から徒歩7~8分、戸定邸に向かう途中にある「戸定そば 幸(さち)」さんです。


実は以前からグルメサイトで見ていて、いつか訪れてみたいと思っていたのです。
小粋なたたずまいに心引かれます。


表札のような小さな看板もおしゃれ。


店内は茶系を基本としたインテリアで、清潔感があります。
さあ、何をいただきましょうかね。
目にとまったのが下の貼り紙です。


右の「千葉在来」は幻のそばとも言われる希少な品種なのだそう。
こちらのお店では、成田近郊の農家が栽培したものを使っています。

店長の白根さんに「2つのそばを食べ比べできる2種せいろがありますよ」とすすめられました。
自慢じゃないけど、全然そば通じゃないヴィッキー(汗)。
味の違いが果たしてわかるかしらと若干不安に~。
しかーし、「ブログ読者の皆さんのためにも、食べてみようではないの!」と注文しましたよ。


待っている間に、そばを作るコーナーを見せてもらいました。
千葉在来種の大袋がありました。


石臼で粉を引き、ふるいにかけます。そばの品種により、そのあんばいを変えています。
掃除が行き届き、隅々まで清潔に保たれています。

2種せいろ(1000円)が登場!


右が「千葉在来」、左が「常陸秋そば」です。
「千葉在来」は色が濃い目で太いです。こちらからいただきます。


なんて言うか…「おいしいです」。そばが太くてしっかりしたかみ応えがあります。

すかさず「常陸秋そば」を。
あ、こっちのほうが「普通」です(笑)。よく食べてるおそばです。

頼りないレポートですみません。以下は店長さんの説明です。
「千葉在来」はガラをとり除いた実を石臼で引いた後、ふるいにかけません。
なので、そばの風味が強く、ときに皮が入ったりすることもあり、硬めで少しごつごつした感じがあります。
「常陸秋そば」は関東近郊でポピュラーな品種で、ふるいにかけるためになめらかで柔らかく、その分風味は控えめです。

そう言われるとその通り!
私は「千葉在来」のほうが好みでしたが、皆さんはどうかな?
ぜひ食べ比べてみてくださいね。


天せいろ(1450円)や一品料理の鴨焼き(980円)もおすすめ。
天ぷらの海老は頭ごと食べられます。
鴨肉は北海道産の柔らかくコクのある合鴨の胸肉を使用。


そばに合う日本酒もそろえています。こちらは白根さんがプロデュースしたオリジナルの「幸」。
お酒のあてもいろいろそろっているので、次にお邪魔するときは一杯やりたいな~。


そして最後に、こちらのお店は障がい者の方が生き生きと働くお店なんです。
白根さんをはさんで、左がそば担当の市川さん、右が天ぷら担当の松下さん。
身近にこんなお店があるって素敵なことだと思いました。


この記事のカテゴリー: 松戸 グルメ, 寿司・割烹・和食

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