2021.02.25
今年オープンのいちご農園で3種のいちご食べ比べ
こんにちは。
にじねこMii です。
今年も「新京成で行くいちご狩り」がスタートしました!今回訪れたのは船橋にオープンしたばかりのいちご農園です。
北習志野からバスで足を延ばして
「北習志野」駅から船橋新京成バスで約15分。古和釜十字路バス停で下車し、そこから徒歩で8分ほどです。バス停のすぐそばにある信号を、コインランドリー店方面に左折してくださいね。橋を渡ってすぐ右に曲がると、いちご狩りの看板が立っています。
その坂を上ったところにあるのが「アンデルセンいちご農園」です。
いちご農園をオープンした理由は?
以前は建築のお仕事をされていたという園主の伊豆丸智也さん。農業の道に進みたいと思い、学校に通って農業を学んだ後、研修を経て今年ご自分のいちご農園をオープンしました。今は主に、5人のスタッフでいちごを育てる毎日です。
でもここで、にじねこにはある素朴な疑問が・・。農業にもいろんな選択肢があったと思うのですが、その中からいちごを選んだのはなぜなんでしょう?
伊豆丸さんは、以前接客のお仕事をしていた時期がありました。そのため、単に何かを作るだけでなく、お客さんとも直接関わりたいという気持ちがあり、いちごを選んだのだそうです。
いちごは全部で3種類
さて「アンデルセンいちご農園」で楽しめるのはこちらの3種類。
1.かおり野
かおり野はフルーティーで、女性に人気のいちごだそうです。口に入れると優しい甘さが広がりました♪
2.紅ほっぺ
紅ほっぺは皆さんよくご存知ですよね。ひと口食べるととってもみずみずしい!酸味が強い一方で、しっかりとした甘さがあり、バランスのとれたいちごです。3種類の中では、育てるのに一番人の手が必要なんだとか。
3.章姫(あきひめ)
章姫は酸味が少なく、さっぱりとした甘さのいちご。お子さんや年配の方にも食べやすくて人気です。果実が柔らかく傷みやすいので、市場には出回りにくいいちごなんです。
ちなみにいちごをとるときは人差し指と中指で茎をはさみ、親指でいちごをくいっと上に上げて、根元からポキッと折ってあげてくださいね。
↑こんな風に「いちごのヘタが上を向いている」状態が食べ頃のサインだそうですよ♪
食べ放題の時間は30分。今年はコロナ対策のため、いちごをとるときはビニール手袋を着用します。そして食べる分のいちごをお皿に入れ、テーブルで着席して食べるスタイルです。
うれしいことに「アンデルセンいちご農園」では、好きなだけ練乳を使うことができるんです。こんなに大きなパックの練乳なんて、今まで見たことありません!
でもそのままのいちごが十分おいしいので、まずはぜひ練乳をかけずに楽しんでみてください。
いちごを育てるうえでの苦労は?
農業は自然相手のことですし、ご苦労もきっと多いんでしょうね。いちごを育てる上で一番大変なことを伊豆丸さんに聞いてみたところ、「水やりの加減」と「温度管理」なんだそうです。
冬の夜はビニールハウス内の温度が、氷点下まで下がることもあります。そのため、ハウス内には暖房を完備し、室温に応じて自動運転できるようにしているとのこと。
でも一方で、雨風などの外の天候に左右されにくいところは、作る側にとってもお客さんにとっても大きなメリット。高設栽培なのでいちごもとりやすいですし、通路の幅が広いので、車いすの方も一緒にいちご狩りを楽しめるというのはうれしいですね。
ぜひ食べ比べを楽しんで♪
「いちごの持ち帰りの要望も多いんですが、農園がスタートしたばかりということもあって、今年はいちご狩りをメインにしてるんですよね。」と申し訳なさそうに伊豆丸さんはおっしゃいます。
「まずは来てくれたお客さんに、3種類のいちごの食べ比べを存分に楽しんでもらえれば。」とのこと。そしてゆくゆくは栽培の規模を広げて、持ち帰り用のいちごも十分用意できるようにしていきたいそうです。
*いちごの成長具合やいちご狩りの予約状況によっては、持ち帰りが可能な場合もあります。
いちご狩りの際は、事前に電話で予約をしてからおでかけくださいね。新京成線の各駅にあるチラシを持参すると100円引きになります。