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五香のジャズ喫茶でひと休み♪

ジャズ喫茶に初めて入りました。

ご夫婦で営業している五香の「ふぃあてるぱうぜ」さん。ドイツ語で「4分休符」の意味だそうです。

シャッターは閉まっていますが、入口は別にあるから大丈夫!奥まっているので、ちょっとドキドキしながら進めますよ。

 

 

新松戸で13年ほど営業をして一度閉店し、ここ五香で再開するまでに20年かかったといいます。

再オープンしてからは、ホームページを見て駆けつけてくれた、昔からの懐かしいお客さんとの再会があったそうです。

 

お伺いした日は、5年目のスタートという記念すべき日でした!

「いつもとはちょっと違う、新しい一年の始まりを感じます」と奥さんの恵子さん。

店内はジャズがかかった落ち着いた空間です。

 

「お酒が飲めない人でも、夜中にフラっと出掛けてお茶できるお店をやりたいね、って主人と話していました。ここを自分の部屋だと思って、皆さんには好きなように過ごしてもらいたいんです。勉強をする学生の隣には、お酒を飲んで気持ちよくなっている大人がいたり…。この雰囲気を壊したくない、って人たちが集まるので、それがお店の空気を作ってくれているんでしょうね」

だから、このお店が好きで通うお客さんは滞在時間が長いんだそうです(^-^)

ジャズ喫茶の音の良さを支えるオーディオ機器の数々は、新松戸時代から大切にしているもの。詳しい方が見たら興味津々だと思いますよ。

 

 

新しく増えたお客さんの中には、「喫茶店でありながら、食事もお酒もおいしいから」通ってくれる方もいるそうです。

「主人が料理の勉強をしていた事もあり、お出しする食べ物にはきちんと手をかけるように心がけています」

 

さっそく食事のオーダーをさせてもらおうかな~。

まだまだ夕方を過ぎると肌寒い時期。「あったかスープ」としてオニオングラタンスープ(650円)があったので、思わず飛びついてしまいました。

パンのカリカリとスープに浸されたトロトロがいいバランスで、あったかおいしい!

続けてフォンダンショコラセット(750円)を、温めたダッチコーヒーとともにお願いしました。

濃厚なケーキとコーヒーを交互に味わっていると、チョコレートにありがちな重たさを不思議と感じません。

奥さんとお話しながら、いつもより時間をかけて食事をしたら、楽しい気分になってお腹も満たされました。なんて幸せなことでしょう!

 

 

夜中の1時まで営業しているので、遅い会社帰りに「恵子さん、何か食べさせて!」と寄ってくれる常連さんもいるそうです。

奥さんはいつも、お家に帰ってホッとするような温かさで皆さんを迎えるんだとか。私が気になった&奥さんのおすすめメニューは「恵子さん特製お好み焼き(600円)」です。

関西風の出汁がきいたやさしいお味で、ご主人からも好評だそう。

 

それから、素敵な器もたくさんそろっているんですよ。

秋田の塗りものや曲げわっぱが主で、毎年ご主人が知り合いの職人さんを訪ねて東北へ買い付けに行くそうです。

それがご縁で秋田の希少なお酒にも出会いました。そのお酒を目当てにいらっしゃるお客さんもいるほどなんです。

 

ジャズをあまり知らなくても、お酒が飲めなくてもくつろげる。優しい奥さんのおもてなしが光るお店です!

★価格は全て税込みです。

 


この記事のカテゴリー: 五香 グルメ, カフェ

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