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京成稲毛駅前にある老舗のお茶専門店「稲毛園」

新京成線から京成津田沼駅を経由し直通で乗り入れしている京成電鉄。松戸駅から乗り換えなしで千葉中央駅行きが出ていてとっても便利。

今日は、この電車に乗って京成稲毛駅前のお茶専門店「稲毛園」へ行ってきました。

 

 

千葉県民にとって、初詣、七五三、安産祈願等で古くから愛されている稲毛浅間神社がある駅です。

 

また明治時代から昭和時代の中頃までは、千葉県内でも有数の別荘地だったそうです。今もオシャレな住宅が数多く見受けられる場所。

浅草駅前にある神谷バーや牛久シャトーの創設者神谷伝兵衛が建てた別荘があったり(現在千葉市民ギャラリー・いなげとして使用)時代を感じさせる洋館が現存していて街巡りする人も多いんです。

 

このお茶専門店「稲毛園」は、1935年に創業し現在83年目を迎え3代続いている稲毛圏内でも歴史あるお店の一軒です。

日本茶好きな人たちは「日本茶を買うなら、住んでいる地域で長年愛されているお茶専門店から買うのが一番よ!」と言われます。

その理由として、

「日本茶は入れるお水によって味が変化する飲み物なんです。日本の水道は、取水する川によって軟らかい水質、硬めの水質と違うものです。その硬軟によって渋みや甘みが強調されるので、地元にある日本茶専門店はそういう近隣の水系、土地柄などを古くから知っているので、その水質に合わせて最適の日本茶をお店独自に作るブレンドで販売している事が多いんです。」

と、稲毛園3代目の海宝周一さんが語ってくれました。

 

ふだん使いでお薦めが「露の宝」

静岡県産の4種類のお茶をブレンドし、飲みやすく飽きのこない味が人気です。

 

こだわって飲みたいときには「浅間の杜」をおすすめ。

稲毛の鎮守様、浅間神社で飲むような清涼感あふれる香りと味です。

 

取材に伺った日、海宝さんが入れてくれた

「昔ほうじ茶」(540円)

本当にまろやかな味でした。

 

稲毛園では、いろんなお茶に合うおやつ類も厳選して販売。

稲毛園オリジナルの抹茶入りビスコッティ・クッキー「宝瑞」は、お茶にちょっと浸して食べると美味な硬めタイプ。

 

地元の千葉県八街産のピーナッツも大ぶりが。

 

またご当地品で人気の高い千葉県産の希少な海苔「渚御前」があります。

千葉県産の海苔は、食感と風味が秀でています。とっても希少なので人気が高いんですよ。

 

お茶漬けにぴったりの佃煮「浜のごちそう」も全9種類(各648円)があって、ごはんがすすみます。

 

これからの年末年始、日本茶をいただく機会も多いはず。

ぜひ自分の好みにあった日本茶を探してみてくださいね。

 


この記事のカテゴリー: グルメ, ショッピング, 食品・飲料