2018.11.21
都心からわざわざ買いに来るほど人気。生産者がこだわって作る眞嶋の野菜
新京成沿線は千葉県内でも有数の、おいしい野菜が作られている場所なんです。
なぜなら、この新京成沿線あたりは古く、江戸時代に幕府の放牧場だった場所。土壌がとても肥えているんだそう。
今や都心のベッドタウンでありながらも、なお畑や果実園が多いのはそういった理由からなんですね。
今回はそんな新京成線の「元山駅」から歩いて15分ほどの六実地区にある
「眞嶋農園」を訪ねてみました。
現農園主である眞島洋行さんは三代目。
ここの良質な土壌をさらに研究し、新野菜や新品種を数多く手がけて、一歩踏み込んだ野菜の作り手として知られています。
2000年前後から、消費者の嗜好が多種多様化してきたのを肌で感じ、昭和時代の規格された一律の野菜作りから、美味しさや新品種にこだわった新野菜などを作っていく方向へシフトチェンジを図ったのだそうです。
今では、そのこだわりの野菜たちは、近隣や都内のレストランからも支持され直販していたり、直接消費者に販売できるネット販売や、生の声が聞こえる都内の休日マルシェなどにも積極的に出店しているそう。
当然、新京成沿線に住む人たちにも、美味しい野菜を食べてもらいたいと、毎週火・木・土曜に農園の一角で直接販売をおこなっています。
この直売所で買うのが、ホントに収穫したばかりのものだから鮮度抜群!
見たこと、聞いたことのない野菜は、パッケージにおいしい食べ方の一口メモが書いてあったり、農園主がいると農家の食べ方なども教えてもらえたりします。
ちなみに並んでいる野菜は、畑に行って、もっともおいしく育っているものから選んでいます。
「糖度が高いトマト」「カラフルなプチトマト」「生で食べるサラダ蕪」「さっと湯がいて塩とオリーブ油でたべるプチベール」「掘り立てジャガイモ」….。
(季節によって販売しているものはかわってきます)
新しい品種の野菜、野菜本来のおいしさを味わってみたいなら、ぜひ行ってみてくださいね。