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農園カフェで過ごす開放的なひととき

新京成沿線は、地元農家さんが持つ果樹園が多くあります。三咲駅徒歩約7分にある くだもの農家「芳蔵園」さんが営む農園カフェ「FromFarm(フロムファーム)」さんを訪ねました。

オーナーの加納さんは「自分たちの農園の梨を始めとした、作物のフードロス問題に取り組みたい」この思いをきっかけに、いつかカフェを開くことを目指しながら、まずはキッチンカーから始動したそう。そして昨年秋には直売所をカフェ仕様にリフォームし、待望の農園カフェをオープンさせました。

この日の夏のような日差しを受けた、開放感いっぱいのテラス席。犬と一緒に過ごす方もいて、梨園を一望しながらのお食事は、のんびりと過ごせそう。梨園が稼働する7月末頃~10月末頃を除いた期間に営業するカフェなので、カフェお休み期間は駐車スペースでかき氷のキッチンカーを始めたりと、くだもの農家さんの広大な敷地だからこそできることがありますね。

もみじの新緑が目にやさしい。

「梨の赤ちゃん」と農園の皆さんが呼ぶ、小さな緑色の実。元気に育って、夏にはおいしい実を付けてほしいですね。

農園カフェの魅力は、何といっても採れたての野菜や果物を使った料理を味わえること。どうです、このかわいくておいしそうなメニュー!ページをめくるたびにワクワクして、迷ってしまいます。

これから暑くなる季節に向けてぴったりの飲み物、アガベシロップ入りの「生レモンスカッシュ」をお願いしました。自然な甘みがレモンの酸味とよく合っていて飲みやすい!いけない、一気飲みしてしまうところでした…。

ひと目で心奪われる期間限定スイーツの登場です!その名も「芋尽くし焼き芋パフェ」。千葉県産さつま芋のおいしさを、この一品でどうぞ。うさぎさんの耳のようなパリパリの自家製さつま芋チップで、かわいさ倍増ですね。まず目を引くのは、熟成させてコロコロにカットした「紅はるか」の焼き芋。「ふくむらさき」という種類も使用して、焼き芋ペーストの層も作ります。

これだけでメインの芋感を存分に発揮しているのですが、間に食感の違う層をはさんでいて、飽きることなく最後までおいしく味わえるよう、工夫されているのがわかります。カリカリの自家製グラノーラやサクサクの手作りクッキー、とろーりなめらかなバニラアイスや生クリーム、黒ゴマと塩も味のポイントで、追い塩も添えてあるのがうれしいです。

FromFarmさんでは、採れたて野菜の販売もお薦め。地元の農家さんから仕入れる野菜もあります。

こちら、地元食材のこだわりが詰まった「船橋スキレットパンケーキ」。ベースの生地のおいしさは、船橋・奈良養鶏園さんの卵だからこそ。ミニトマトは船橋・三須トマト農園さんより。ちょっとしたトッピングの野菜でも、とびきりのおいしさです。さらに船橋・皆川牧場さんのフレッシュモッツァレラチーズもあわせて、味良し・鮮度良しのパンケーキです。

くだもの農家ならではのカフェ・スイーツメニューを次々と展開するFromFarmの皆さん。なんと、自販機でフルーツサンドを購入することも可能です!

またイベントとして、野菜やお米の収穫、牧場でのお仕事を手伝うなど、貴重な農業体験の機会を作っています。「地元の農家さんとつながりながら、農作物を通して地域の方々に農業をもっと身近に感じてもらいたいです」

お店の取り組みを知るには、公式サイトやInstagramなどのSNSのほか、「FromFarmレター」を定期的に発信しているので、要チェックですね。

お客さまの憩いの場となるような農園カフェを目指して、進化し続けるFromFarmさんです。

FromFarm(フロムファーム)

Address

千葉県船橋市二和東2-7-7

Tel

047-497-8757

営業時間

10:00~16:00

定休日

火曜
※ 7月~10月は、一時休業


この記事のカテゴリー: 三咲 グルメ, 飲食店情報, カフェ

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