2022.04.01
松戸駅近!鶏肉の旨さを味わい尽くせる焼き鳥屋さん
こんにちは。にじねこMii です。
新京成線「松戸」駅から徒歩1分の細い路地沿いに、小さな焼き鳥屋さんがあります。大きなちょうちんと太鼓が目印の「神鶏 松戸店」。
「神鶏」。ずっと「カミドリ」だと思っていたのですが、じつは「シンケイ」なのだと今回初めて知りました。荻窪や代々木など、都内の西側を中心に店を展開する焼き鳥店です。
店内の2階の客席には、上から絵馬らしきものがぶら下がっていました。裏側をよく見てみると、なんとメニューになっているんですね!
それではここで皆さんに「神鶏」を楽しむための4つのポイントをご紹介していきたいと思います。
【1】遊び心のある箸袋で未来を占う
最初のビールと一緒に出てきたこの箸袋。ただの箸袋と思うなかれ。よーく見ると神鶏オリジナルで、じつは「お味くじ」になっています。中を開いてみると「中吉」。ビミョーなところですね。でも注目すべきはその中身。よくよく読んでみるとなかなかユーモラスで、ところどころでじわっと笑いがこみあげてくるんです。
たとえば「病気 ワイン飲めば治る。熱燗でもOK。」とか。
店長の長内(おさない)さんによると、占いの内容はその時々の流行ネタや季節で変わるのだとか。ちなみにマスクネタも盛り込まれていました!
「ハズい マスクをしたまま飲もうとする。」
最初の料理が来るまでの間、生ビール(¥550)片手に自分の未来を覗いてみるのもおもしろいかも?
【2】鶏肉のいろいろな部位のおいしさを楽しむ
さて焼き鳥がメインである「神鶏」。メニューには他の店ではなかなか見掛けない名前もチラホラ。それでは筆者がいただいた焼き鳥の中から、いくつかのおすすめをご紹介します。
①レバー(¥215)
大きくカットされたこの鶏レバー。中はレアに近い状態で、プリプリの食感を楽しむことができます。スタッフの女性いわく、「私はレバーは苦手なんですが、このレバーだけは食べられるんですよ」レバーってこんなにおいしいんだ!ときっと驚くはず。
②やげん(¥241)
いわゆる「やげん軟骨」と呼ばれる部分です。大ぶりで食べ応えも十分!コリコリ、プリプリとした歯ごたえで、好きな人にはたまらない一品です。
③心残り(¥231)
「トマトの肉巻き(¥231)」と一緒に出てきたのが、「心残り(写真右側)」。こんな部位があるんですね。これは心臓と肝臓をつなぐ管の部分なのだとか。程よい脂っぽさで、噛むほどに味わいがあるおいしさ。好みでわさびをつけるとさっぱりと脂が中和され、また違った味わいが楽しめます。
④鶏レバ刺し(¥715)
こちらは焼き鳥ではありませんが「鶏レバ刺し」。うっすらとピンク色で、臭みはまったくありません。食べるとほのかな甘みが広がります。塩とごま油でぜひ。
【3】季節の日本酒が楽しめる隠れ酒
メニューで見つけた「隠れ酒(¥1,100)」。これはどんなお酒なのか聞いてみると、その時々で仕入れた季節の日本酒を出してくれるのだそうです。いわゆる「本日の日本酒」といった感じでしょうか。「隠れ酒」というネーミングがいいですね!さっそく頼んでみました。
スタッフさんによると、通常2~3種類から好きなものを選ぶようになっているそうです。テーブルにやってきたのは、和歌山の「紀土(きっど)」と北海道の「北の錦」。どちらも純米吟醸酒ですが、このネーミングにひかれ「紀土」を選んでみました。
注いでくれる姿も豪快です。けっこうな量です!こうやって視覚的にも楽しめるのが嬉しいですね。ひと口飲んでみるとさっぱりとした口当たりで、フルーティーな香りが喉を通っていきます。
今仕入れているのは春のお酒とのことで、全体的にすっきりして香りのよいものが多いそうです。訪れるタイミングによって種類が変わるので、ぜひ四季折々の日本酒を楽しんでみてください。
【4】博多の味も楽しみたい
「神鶏」のもうひとつのウリが博多の味。メニューにあったのはとりかわと水炊きです。
「とりかわ(¥155)」は3日間かけてじっくりと余分な脂を落とし、焼き上げていきます。「つくね(¥208)」と一緒に運ばれてきたとりかわ(写真右側)は串に巻き付けられてこんなに細い!博多ではこういう食べ方をするのだとか。かりかり、もちっとして、皮のおいしさが凝縮され、甘めのタレの味との絡みが絶妙です。タバスコをかけるとまた違ったおいしさ。
そしてこちらは「水炊き(¥1,320/一人前)」。濃厚な白湯スープの中に、たっぷりの野菜や大きくカットされた鶏もも肉が入っています。カセットコンロでグツグツ煮えるのを目の前に、出来上がりが待ち遠しい!鶏肉のプリプリ感に加え、野菜が鶏肉の旨味を十分に吸って満足な食べ応えです。
最後は雑炊かラーメンでしめることができるので、鶏のおいしさをぜひ余すことなく味わってみてくださいね。
神鶏 松戸店
Address
千葉県松戸市本町3-11
Tel
047-710-6496
営業時間
15:00〜24:00(23:00L.O.)
定休日
なし