2021.05.13
萌え断サンドイッチに気分も上がる高級食パン専門店
こんにちは。
にじねこMii です。
突然ですが皆さん、「萌え断」という言葉を聞いたことがありますか?
「萌え断」とはサンドイッチやスイーツなどの食べ物を切った際の、人の目を楽しませるようなカラフルできれいな断面のことを指すんだとか。なるほど!たしかにSNSでもよくこういった写真を目にしますよね。
こんな「萌え断」サンドイッチが評判のパン屋さんが、今年の1月に新京成線「松戸」駅東口のそばにオープンしたんです。
「麥乃(むぎの) 松戸店」
本店は南流山にある高級食パン専門店「麥乃」。このほかに「柏高島屋ステーションモール店」「流山おおたかの森FLAPS店」と、千葉県東葛エリアに全部で4店舗を構えるパン屋さんです。
松戸店で買うことができるのは、10数種類のサンドイッチと4種類の食パン。
店内に入ると、さっそく目に飛び込んできたのは、ショーケースに並んだたくさんの色鮮やかなサンドイッチでした。どれも可愛い上においしそうです♡できることなら全部食べてみたい!
思わず笑顔になっちゃうサンドイッチ♪
サンドイッチは主にフルーツ系と食事系のものがあります。
フルーツ系サンドでは、「イチゴ×イチゴ(¥594)」や「チョコ×バナナ(¥486)」、そして切り口が愛らしい「お花サンド(¥594~¥600)」が特に人気だそうですよ。
にじねこは「お花サンド(オレンジ)」を家でいただいたのですが、切り口の花の模様だけでなく、カスタードと生クリームが二層になっているところにもこだわりを感じました。
フルーツサンドは季節ごとに旬の果物を使っているので、四季折々の味を楽しむのもいいかもしれませんね。
一方、食事系のサンドイッチでは、はちみつの甘みがアクセントの「ハニーマスタードチキンサンド(¥540)」が一番人気。チキンやアボカドなど具だくさんなサンドイッチは、お腹がすいたときにもぴったりです。
松戸ならではの珈琲(コーヒー)サンド
そんなたくさんの種類のサンドイッチの中で、気になったメニューがありました。取材前日にお目見えしたばかりという「松戸戸定(とじょう)珈琲サンド(¥450)」です。
松戸といえば、徳川家にゆかりの深い「戸定邸」が有名ですが、果たしてどんなサンドイッチなんでしょう??
お話を聞かせてくれた担当の方いわく、「これは『プリンス徳川カフェ』というコーヒーを使ったサンドイッチなんですよ。」
そんなすてきな名前のコーヒーがあるんですね。
実はこのコーヒー、戸定邸を建てた徳川昭武(徳川家最後の将軍、徳川慶喜の弟)が、フランスを訪れた際に愛飲したコーヒーにちなんでつくられたものなんだそう。今回、麥乃初のコラボ商品(プリンス徳川カフェ×麥乃)として発売されました。
これはまさに松戸ならではのサンドイッチじゃないですか!市民であるにじねこは、もちろん買って帰りました。ローストアーモンドが散りばめられた珈琲サンドは、苦味の効いたコーヒークリームとバナナが入った大人味のサンドイッチでした。
コーヒーの香ばしい香りが心地よく、プチぜいたく気分が味わえます。徳川家に思いをはせながらいただく珈琲サンドなんて、ちょっとロマンを感じませんか?
食パンはデニッシュやぶどうパンもおすすめ!
食パン専門店なので「生食パン(1斤¥432/2斤¥864)」もぜひ味わってみてください。担当の方におすすめの食べ方を聞いてみたところ、「お客さまの好みで、お好きなように食べていただくのが一番です。」とのこと。
でもその後にこっそりと、「お行儀は悪いんですが、実は私は何も付けずに、そのままちぎって食べるのが好きなんです。」と教えてくれました。それ、とってもよく分かります! ちぎって食べるパンって、切ったものとはまた全然違うおいしさなんですよね。
私ももちろん家に帰ってから、生食パンを何も付けずにちぎっていただきました。ほのかな甘みと優しい食感で、素材そのものの味を楽しめるパンです。いくらでも食べられそうなので要注意♪
また、発酵バターの香りがたまらない「デニッシュ食パン(¥594)」と、2種類の大粒レーズンを使った「ぶどうパン(¥702)」もかなりおすすめです。
さて取材中は、お客さんが切れ目なく店を訪れていました。駅近ということもあるのでしょうか。夕方仕事帰りに立ち寄る人も多いそうです。翌日の朝食用の食パンを買ったり、中には夕食前に小腹を満たしたいとフルーツサンドを買っていく人も・・。
見た目が華やかなサンドイッチは手土産にも喜ばれそうですね。
思わず笑顔になるカラフルなサンドイッチ、ぜひお試しあれ!