2020.07.03
おなかとココロを満たす「おうちごはん」
北習志野の駅を降りて、エビス通り商店街の並びにある「064(オムフォン)」さん。お店が軒を連ねているので わかりにくいかもしれないですが、このピーコックブルーの扉が目印です。
青い扉の右隣、ショーケースに並ぶのは「オムフォン」の由来、おむすびとシフォンケーキです。こちらのスタッフは以前の仕事仲間で、声をかけ合ってこのお店をオープンさせました。
店内では、スタッフの方々が心を込めて仕込み中。時折、カシャカシャ卵を混ぜる音やオーブンのお知らせ音が鳴ったりと、お母さんの手作りごはんをキッチンで待つような気分です。お話を伺った店長の山田さんを中心に、地元の主婦たちが腕を振るうお店、まさに「おうちごはん」です。
店内は通常より席数を減らしていますが、今はゆったりと楽しめる期間でもありますね!テークアウトも大きな柱です。
駅を利用する方が寄りやすい場所にあるのも魅力。お弁当を作りそびれた時、電車に乗る前におにぎりやおやつを!なんてパッと買えるところがイイです。ショーケースに商品がズラリと並んでいる時は、買い時ですよ。(お持ち帰り弁当550円~・おむすび110円~)
おむすびは佐渡米を使用。お米の粒が際立ち、口の中でほろっとほどけます。梅・こんぶ・たらこ・鮭といった定番のほか、揚げ玉のサクサク感を味わう「たぬきとおかか」なんて気になります!種類が豊富で迷ってしまいそうですが、佐渡米本来のおいしさを知るには「塩むすび」からどうぞ。
おむすびの大量注文も受け付けているそうです!これから徐々に増えていくイベント時にはぜひ。スタッフのチームワークで朝の4時から240個のおむすびを握ったこともあるそうです。す、すごい!
お店のイチオシを、一皿で堪能できるのがランチプレートです。わぁ~っ!おいしそう&かわいらしいお昼ごはんです♪(おむすび3個・定番おかず・小鉢・汁物のプレートは1,190円)
おむすび2個のプレートは1,000円、おむすび1個のプレートは810円になります。
プレートをオーダーのお客さまは、プチシフォンケーキ(+200円)とドリンク(+150円)も付けられます。
この日は日差しが強かったので、ちょっと外にいるだけで汗ばんでいました。おにぎりやおみそ汁の塩分が、じわーっと身にしみるようです。しっかりと下味の付いた唐揚げも、おにぎりと交互にパクパクいけちゃいます。ぬか漬けなどの付け合わせに至るまで、繊細なお味。母の味は、飽きることがありません。
コロコロ型の米粉シフォンケーキは紅茶味です。しっとり・モチモチした食感は米粉ならでは。抽出したアールグレイと茶葉を練り込んでいるので香り高く、ちょっぴり優雅な気分にさせてくれます。
良い素材を生かすため、添加物を入れずに焼く手づくりシフォンケーキ。口当たりが軽いので、食後のデザートに重たくないんです。10cmプレーンシフォン(単品500円・ドリンクセット750円)・気まぐれシフォン(単品600円・ドリンクセット850円)
ところで、お店のロゴであるペンギンについて。群れで生きるペンギンの中で、獲物を求めて一番初めに海へ飛び込むペンギンのことを「ファーストペンギン」と呼びます。狩りが成功すればお腹は満たされますが、同時に天敵とぶつかるリスクも付きまといます。
私たちの社会でも同じ。自分を信じ、勇気を持って起業する最初の人をファーストペンギンと呼ぶのです。
「何もやらずに後悔するより、まずは行動に移してみるのが私たちです。迷いや心配ごとは付きものですが、周りの方々の支えやお客さまからの『おいしかった、また来るね』といった言葉があって、いつも前に進む勇気をいただいています。オープンしてもうすぐ1年なので、今年は引き続きチャレンジの年ですね」
決意に満ちた笑顔で山田さんはいいます。おいしいおうちごはんで、元気までいただきました(^-^)
★価格は全て税込みです。